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蒼様>今回のは「しかりべつ」かな。ちょっと悩みました。
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昨日読了の本
・上遠野浩平「ブギーポップ・スタッカート ジンクス・ショップへようこそ」電撃文庫
ブギーポップシリーズ第11作目。
確かに、これだけ科学が進歩しようとも、 人はジンクスを信じジンクスに頼ろうとする。 だから確かに、ジンクスを自由に出来、ジンクスを見通す事ができれば 最強になれるのかもしれない。
ただ、ジンクスというのは諸刃の剣で、 良いジンクスと悪いジンクスがあって、 常に良いジンクスのみを引き当てられる訳では無い筈。 その辺りどうなんだろう?
今回の、何となく印象が仮面ライダーみたいだ… と思ったのは何故だろう? どの仮面ライターなのか…もちょっと判らないし、 別にライダーというキャラ自体でも全然無いのだが。 物語全体のイメージと言うか…キャラの設定から匂いたつもの… とでも言うのか…(う〜ん、どれも違うやうな…)
ブギーポップって、凄くキャラの話で、 いろんな能力のいろんな組織のキャラが出て来るから、 記憶不鮮明な人間にはすぐに「これ誰だっけ?」になる処が辛いです。 そもそも絵に描けないキャラが多いのも原因? 難しいんじゃなくて、みんな普通の顔してて外見的特徴が無い。
それにしても記憶に残らな過ぎ…。 文章が感覚的なのか、キャラが薄いのか…。
読んでる瞬間は味がするんだけど、 読み終った時にはもう口の中で完全に霧散している様な…。 綿菓子みたいな読了感。
あ、正にそれこそが、ぶわっと膨れてパチンと消える 「ブギーポップ」なのかも。
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