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8時から1時までクダクダしてても、 あまり発散とか、そゆレベルではなかったみたいです。
何か「人種の違い」というか、そんなものを実感させられた5時間でした。
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本日読了の本
・北野勇作「どーなつ」早川書房
北野勇作作品は、常に何かと闘っている、 何か、良く判らないものと…。
周囲は何故か、いつも倉庫と課長、 そして登場するのは…、
「かめくん」と「ザリガニマン」ではカメとザリガニだった。 この「どーなつ」では、熊とアメフラシだった。
北野世界では、人は人でなくなる。 人でなくなった人は、自分が何であるのか判らなくなる。
そして、何か判らないものと闘い続ける。
自分を見失い、安住の地を失った世界を描いているのに、 ぼーっとしたイラストが妙に可愛らしくて恐ろしい。
全然違うのだけれど、「本当は恐ろしいアンデルセン」みたいな、 ぬいぐるみを被った童話… そんな事を考えた。
「人工知熊」という単語が、そもそも出来過ぎだと思いませんか。
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