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昨日読了の本
・高野史緒「ムジカ・マキーナ」ハヤカワ文庫JA
某所で熱烈プッシュしていたのと、新聞の書評欄で紹介してあったのが気になっていた作品。 「音楽SF」であり、ミステリだと紹介されている。
極簡単な(文庫の裏表紙に付いているのより短い)粗筋のみで、 何の先入観も持たずに読んだのだが、これがどうもノリが悪い。 お話としては非常に面白い。 設定も時代背景も大小の道具も巧くできていると思う。 ミステリとしても、なかなかにハラハラさせてくれる。 舞台背景が解って来るまでちょっと時間がかかるのだが、 それが解って物語の核心が見えてからは、一気に終局まで……… と、言いたいのだが、完全にハマってしまえない。 最初、かなりの間、この話は「何なんだろう?」と悩んでいました。 「何」というのは、ジャンルみたいなものなのですが、こういう作りの ものがあったよなぁ…と考えて、ようやく合点がいったのでした。 そして、ノリが悪い理由も解りました。 私的意見では、こういうモノは、ある意味トリップできないと辛いのよ。 ミステリとしては凄い面白いと思うのだから、世界にどっぷり浸からせて欲しい…。
という訳で、その辺ネタばれた感想はこちらへ ↓ 感想(多少ネタばれ含みます)
ネタばれと言っても、ストーリーにはほとんど触れていません。 背景と小道具と、その書き方に関しての私見が主です。
熱烈プッシュしていた某様、辛口になってしまって申し訳なく m(__)m
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日本、負けちゃいましたねぇ。 全っ然っ、興味無かった私ですが、何試合か見て、 少しは判るようになっちまいましたよ (^^;)
ホント、残念でした。 でも、次に繋がる… そんな感じでした。
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羊様>お引っ越しお疲れ様〜。しかし、君んちもきっずに飛ぶかな(笑)
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