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『佐野史郎とライスカレーLIVE with 首狩族、絶対無』
2時間のうち、前半が首狩族と絶対無で、佐野史郎とライスカレーは後半1時間の出。 草の根ロックバンドなんてまるっきり縁が無くて、当然知らないから期待も 何もしていなかった「首狩族」がエキセントリックで案外良くて嬉しかった。 「絶対無」は、もうひとつメリハリに欠けててちょっと残念。大音響なのに、 途中で何度も眠くなったのにはメゲた。 ちょっと早めに行ったお影で、オールスタンディングの会場に僅かだけある 椅子席の、結構前の方に座れただけに、そんな所で寝る訳にはいかない。
そして目的の「佐野史郎とライスカレー」である。 最近すっかりサボリで、橘井堂のサイトをチェックしていなかったのだが、 タイムスリップ解散の後、いつの間にかライスカレーと組んでバンドを結成していたらしい。 石川真希はマキニカリスをやってるし、完全に別行動になってるのかなぁ…。
で、「佐野史郎とライスカレー」。これが実になかなかに気持ち良かった。 楽しかった…でも、面白かった…でなく、気持ちが良かったのだ。 やっぱり私って、佐野史郎が好きで、彼の曲と歌とは肌が合うのかなぁ… と、改めて思ってしまった。 前2バンドの演奏では、つんざく音響に思わず耳を押さえてしまう場面も 多々あったのだが、「佐野史郎とライスカレー」は何故かうるさくない。 でも、別に音が小さいのではない。ので、気分の問題なのか、楽譜の問題 なのか、その辺りはちょっと解らないのだが、兎に角うるさくなくて気持ちがよかった。
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さて、佐野さんの曰く、実は去年の暮れ頃にも近所でライブをやっていたらしい。 が、案内不足だったためか、お客が10人程度しか入らなかった…とのこと。 そうだったのかぁ! 知ってたら絶対行ってたのに〜! と、言いつつ、多分橘井堂のサイトには案内が載っていただのろう。
#いや…しかし… 橘井堂のサイトって… メチャ重いのよ…。
ギターを抱え歌う佐野さんは、実に楽しそうである。 小さなライブハウスやクラブばかりでのライブで、アピール不足だと 10人しか来てくれない様なマイナバンドで、TVドラマの俳優としては 物凄く有名な人とは思えない、その活動。 でも、だからこそ、それでもバンドを続けていく佐野さんは、 やっぱりロックを本当に愛しているんだなぁ…と、つくづく思う。
開始時点から全体がちょっと押していたライブだったが、最後はアンコールにまで 応えてくれて、丸1時間以上(たっぷり…とは言いがたいけど)楽しませてもらった。 家に帰ったら、新番組開始だった佐野さん出演のドラマは、半分以上終ってましたぜ(笑)
「佐野史郎とライスカレー」、実はCDも出していた…という事で、 如何にも手作りって感じのそのCDも買って帰った。 実はこの日記、それを聞きながら書いているのだけど、楽曲としてはおとなしい 感じの曲ばかりなんだよね。うるさくなかったのは、そのせいだったのかな…。 ライブの臨場感が無くてCDとして聞くだけだと、ちょっと退屈かも…(おい)
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という訳で、一夜明けた今でも、大音響の後遺症か耳が変である。
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ちなみに、最初に出て来た首狩族のボーカルの兄ちゃんが、妙に某ミホさんくさく 見えた、というのはここだけの話。Gパンに上半身裸…という処は、どっちかと言うと お兄ちゃんなんだけどね…(笑)ギョロっとした怪しい目つきが、ミホさんちっくだったのさ。 しかし…頭、ますます腐ってきてるなぁ(爆)
ただどっちかというと、首狩族のばさばさロン毛の佐野さんみたいな顔で、 ちょっと陶酔した表情を浮かべるギターの兄ちゃんの方が、私は気になってたっす(笑)
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