一日後記

2008年12月13日(土) ずっしり布団。

ここ2〜3日、近所のホームセンターや大型スーパーで
へたへたになった私の掛布団を買い替えるべく探してはいるものの
なかなか好みのものが見つからない。

ずっしりとした重量感のある綿の布団なんて
正直なところ、すぐ見つかると思っていたのに。
ところが現実はそうもいかず、あるのは“軽さがウリ”の
羽毛やポリエステルのものが殆ど。
まあ羊毛のものは比較的近い感じがしたけれど、それでもちょっと違う。

子供の頃は今より気温も低かったせいか
かいまきに毛布、その上に掛布団というのが冬の寝具の定番だった。
中でもとりわけ綿のかいまきが好きで
あの重みが何ともいえない安心感になっていたと思う。

お蔭で今でも重みのある布団が好きなまま。

そんなことを今日、実家で母と話していたところ
やはり母も同じような布団が好みだったらしい。
ただ、年を重ねるごとにその重さが今度は仇となり
就寝中息苦しくなってきて、現在は羽毛布団の愛用者。


『使ってない綿の布団あるけど、持ってく?』

新品ではないが状態が悪いわけでもないので
そのまま車に積んで持って帰ることにした。


久しぶりにふかふかの重い布団に包まれて眠れるかと思うと
夜の冷え込みも、楽しみになりそうな冬の夜である。



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