| 2005年09月01日(木) |
北海道を食べよう☆サケのお話。 |
北海道の代表的な食べ物、と言えば、 とうもろこし(とうきび)、夕張メロン、に続いて、 「サケ」ではないでしょうか?
北海道で、初めてお寿司屋さんでサケを食べたときは感動しました。 とってもおいしくて@o@*
イクラも、北海道で食べるもの以外は、食べられないのです。 味が違うんですよね。
ということで、今日はサケ釣りに行って来ました。
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サケは、生まれた川から海に出て、2〜4年くらいで、 生まれた川に戻って卵を産むという習性があります。
秋になると、多いところでは、ざっと100匹以上のサケ、 それも50cm以上の大きなサケが、川にうじゃうじゃいます。
それなら、「釣りなんかしないで網でつかまれば?」と思いますが、 川に遡上(そじょう)したサケは獲ってはいけないという決まりがあるそうです。
ということで、戻ってくるサケが川に入る前の河口付近の海で釣りをするわけですが、 遡上の最盛期は、河口から100m以内では釣りをしてはいけないという規制もあります。
それは川(地域)によって違うのですが、 今日は9月1日。函館付近のサケが遡上する川の河口での釣り規制が開始。 ということで、今日、規制が解除された江差方面の海で釣りをしました。
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サケはかなり大きいので、サケ釣りのためにはいい釣竿が必要です。 1セット揃えて、安いもので1万円くらい。
そんな釣りなのですが、 サケを1匹魚屋さんで購入すると5000円〜2万円くらい。 つまり、2匹釣れば、元は取れるのです。
そんなギャンブル的要素もあり、サケ釣り愛好家は多いようです。
今朝は、朝2時に起きて出発。 夜明け前には、その川の付近には30人以上の釣り人が。 そして夜明け。その時、、、
おぉ@o@ 相方が釣りました! それもメス。お腹にいっぱいイクラが入ってます☆
え?わたし? 遠くに投げることができないのはもちろん、 真っ直ぐ投げることのできないわたし。 人が多い場所で、釣りをするなんて、無理です。 (周りに迷惑ですから。。。)
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ということで、しばらくはサケ料理が続きそうです。 とってもおいしい!!
人生(魚生?)の最後の旅、子孫を残すという大きな使命の目前で、 釣られたサケだと思うと、少し切ない気持ちがします。
イクラもすでにしょう油につけてありますので 明日の朝にはとってもおいしいイクラのしょう油漬けができあがりますが、 これがすべて生命になるはずのものだったと思うと、少しの罪悪感が沸くような。
金子みすゞさんの詩の「お魚」が浮かびます。
お魚
海の魚はかわいそう。 お米は人につくられる、 牛は牧場でかわれてる、 こいもお池でふをもらう。
けれども海のお魚は なんにも世話にならないし いたずら一つしないのに こうしてわたしに食べられる。
ほんとに魚はかわいそう。
釣りをして、リリースしたり、食べたりするようになって、 海の水の汚れとか、考えるようになりました。
おいしく頂いたからって、このサケが浮かばれるわけじゃないと思いますが、 食物連鎖の中にいるんだなぁ、なんてことも改めて思います。
ミミズのようなエサをつけたり、針が刺さったり、魚くさくなったり、 魚釣りは好きになれそうにありませんが、 魚釣りをすると、人間のこと以外、地球のこととか、いろいろ考えさせられます。
機会があったら、みなさんもぜひ☆
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