ちっちゃなサロンのちっちゃな日記

2005年03月17日(木) 99.9%

春は出会いと別れの季節、といいます。
このような仕事をしていると、お客様との出会いばっかり、
と思いきや、やはり別れもあるものです。

すでにサクラ満開の地方へ旅立った方、
これから旅立つ方、
今、岐路の真っただ中にいる方。

いろいろな方とお会いして、
そのような時に立ち会えるのは
とてもうれしい気持ちです。

卒業式に参加してる近所のおばちゃんのような。

帰ってくるところがあるんだから、思いっきりおやりなさい
(↑お母さん風に読んでください♪)

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誰にでも、人生の転機はあるものです。
わたしの場合は1999年の7月でした。
正確には1999年〜2000年。

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わたしはノストラダムスの大予言を信じていました。
親に教えられた日を、今も覚えています。
「ウソ」とは言ってくれませんでした。
99.9%の確率で当たる予言だから、と。

99.9%の降水確率の天気予報を見せられた
遠足の前の日の気分です。

いえいえ、そんなものではなかったかも。
あなたは15年後に死ぬ確率は99.9%です。
と宣告されたのですから。

『地球滅亡!』
それは子どもにとっては脅威でした。
なにせ相手は『恐怖の大王』です。

それからいろいろ調べて、
1999年7月13日に地球が滅亡することがわかりました。

・・・15年後にはすっかり忘れて仕事をしていましたが。
・・・おかげさまで今も生きていますが。

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20世紀も終わりに近づいた頃、
看護師をしていましたが、
ちょうど目標がなくなってしまった時期で、
予言の一週間前に当時長くお付き合いしていた恋人と別れたこともあり、
そこにいる理由がなくなってしまいました。
(その時は本当にこの世の終わりかと。。。やはり予言は当たっていた!?)

それからいろいろな人と出会い、
21世紀の始まりにはすでに北海道で仕事をしていました。

あの2年間のようなパワーは、今はもうない・・・
と言いつつ、お店を始めてしまったのですから、
何があるかわからないものです。

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そんなわけで今は思います。

人生の転機は誰にでもあります。
いえ、本当は、毎日変わっていっています。

変わるときは人は自由になります。
自由な時ほど不安な状態です。
不自由な時ほど安定しているそうです。

中学校を卒業して、高校に入るまでの春休みの気持ち。
うれしくてワクワクしているのに、
不安なような、もう動きたくないような。
何をするのも自由で楽しいけど、何をしていいかわからないような。

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そんな人に碧香の言葉を贈ります。

大丈夫。
地球は滅亡しなかったから。
0.1%の可能性で勝ったから^-^*


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