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ラルフの家、近所の道。
朝は、いつもフロントの人に起こしてもらう。7時30分。 本当は、連日連夜2時近くに寝ている。 だから実はきついんだけど、本当はのんびり寝ていたってかまわないんだけど。朝しか見えない景色を感じたいなぁとおもうので、がんばる。
今回ホテルは、この旅に招待してくれた友人の家の近くで、そんなに立派じゃないけど、居心地がいい。(ちょっと、失礼) すでにフロントの”マルセラ”と、私は仲良し。
グランドゼロへ歩いてゆく。 あの事件をテレビで見ていた私は、まるで映画だと思った。 その後、アメリカからの輸入のイチゴがお店に届かなくなって、さらに実感したことを覚えている。 2009年には、全く違う建物がここに立つため、すでに本格的な工事が始まっていた。
本当にビルのど真ん中なのだ。経済の中心の街で起こったあの日。 そこで待ち合わせをしていた、ラルフの友人・ビラウとランチ。 あの9月11日、Bunk of Americaの会社員の彼は、このビルに出勤していたそうだ。だから、あの日のパニックは忘れられないといっていた。
私がパニックになって忘れられないことはいっぱいあるけど、 彼の感じたパニックはそのどれをとっても比較することは無理だろう。
戦争とか、テロとか、殺人とか、旅に出るたびに、身近で強く感じてきた。 この感情、体にびしびし伝わる言葉でいえないこの感じは、なんとなく”風邪の引き始め”見たいに思っていた。 体が、寒くなって、鳥肌が立つ。だんだんと私の体は私に恐怖を教えてくれるようになっているのだと気づく。
だけどそれを”風邪だ”と思ってしまっていたのは、私が安全な国で、幸せに生きているからであって、それこそ、仕方のないことだと思う。
だけど、最終的に、この体はちゃんと対応できるようになっている。 きっと誰の体にもこのサインがあるのだ。と、いつも旅に出て思う。
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