* * 今日の空色 * *
               by * yuk!na



モクジ * カコ * ミライ


2005年03月15日(火) 金と地位。

今。
私は毎日家に居る。


その前は、カフェでアルバイトをしていた。
2年弱。。。薄給の割りには、物凄くお金は貯めた。
私は私なりに頑張った。

お昼は家から持参。
飲み物も持っていく。
洋服?フリマで100円のカットソー。
雑誌?勿体ない。
遊び?暇も体力も金もない。
美容院・・・高いけど3ヶ月は我慢(と言いながら半年!)


節約生活。
どれもこれも実家暮らしだから出来たものだけれど。

何のために節約しようとか、考えてなかった。
ただ・・・不安だった。

いくら社員並に働いても、結局立場はアルバイトで。
いくら保険に入れても、結局給料はアルバイトで。


世間は
地位が全てじゃなくて、
お金じゃ愛は買えない
って騒ぐけど、
アタシの欲しかったのは、地位とお金だった。


だって。
世の中はウソばっかりだ。
世間の目は地位とお金で人を見るじゃない。


「私は正社員だから」って顔して、人を見下げてるじゃない。
「私はちゃんとした地位を得てる」って顔して。
「貴方はフリーターなのね」「どうして社員にならないの?」「社員になれないの?」「不真面目?」


物凄く嫌だった。
でも。仕方なかった。

だって。出来なかった。
私は器用に立ち回れなかった。
・・・世渡りが下手すぎた。

せめて。出来たのは。
アルバイトでも頑張って働く事。
薄給でも頑張って節約する事。



不安を掻き消すように。





そのアタシが自ら職を失った。
お金を得るどころか、消費しかしない日々。
アルバイトっていう小さな地位さえも捨てた。

代わりに『無職』って言う肩書きや『ニート』って言う肩書きを貰った。


夢を叶える為?
・・・それでもその肩書きは痛みを伴なう。

日々痛みに侵されて、溺れ死にそうだ。
































・・・同じお店で働いてた同期のアルバイトの子が『正社員』になったんだってさ。

私が「まだ家にいる(=働いていない)」と伝えた時の・・・あの子の一瞬の沈黙は忘れないよ。



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