父の建てた父の眠る墓を参ってきた。(もちろん先祖も眠っている)
生前は、真面目を絵に描いた様なあの人の生き方を馬鹿にしていた。 決して冒険をしない、コツコツと積み重ねるだけの人生。 会社に対する忠誠心。まるで仕事、というより会社が趣味?と思う程の。 それを苦々しく自分は見ていた。 各方面からのあらゆる好条件、高待遇の誘いを断り続け、ひたすら真っ直 にあの人は、あの組織の行く末を見続け愛して居たんだろうか。
同じように家族に対してもそうだったんだろうか。
決して口ではモノを語る人ではなかったけれども。
自己主張や主体性の無いように見えたけれども確実に足跡を残し、 今あらためて、あの人の生き様を顧みるに「苦々しく、馬鹿に」 していた自分の馬鹿さ加減をつくづく感ぜずには居られなくなる。
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