昨日、地元の自転車仲間と飲み会をした際、 いま修行中なんだ〜っていきなり人数分のうどん玉を配った人がいた。 なんと、その人は植木屋からうどん屋に転職しようと毎日うどんを打っているらしい 植木屋からうどん屋なんて・・・・・・ 「う」しか同じじゃないじゃないか!
ってそんな問題じゃなくて、ぜんぜん畑違いの仕事に就こうと努力している。 あぁ!なんてすんばらしい人なんだ。 まったく未知の世界に飛んでいけるなんて。
しかも、修行中といっても始めたのは今年の2月からで、しばらく店で働くのかと思いきや、いきなり年内に店を構えると言うじゃないか! なんて ベリホでワンダホな人なんだ。
しかし、なかなかうどん屋を立ち上げるにしてもそれはそれで色々悩むところもあるらしい。 といっても、うどん屋になるのやっぱりどうしようかな?って話じゃなくてやはりどんな店構えにするか!ってことみたい。 ホームページは作ったほうがいいかなぁとか やはり、うどん屋だと、ありきたりすぎるからそれなりのインパクトがある店構えにしたいとか 欄間を入れてちょっと高級感を出してみたいだの やはりうどんは手打ちがいいだの いろいろ語っていた目は輝いていた。
う〜ん、夢を作ろうとしている目はなんて輝いてるんだ! って、尊敬も半分 残りの半分は ちょっと、いっちゃってる?って感じ(爆)
で、欄間なんて入れるから座敷でも作るのかと思い 「どれくらいの規模を予定してるの?」 って聞けば 12〜3人という。 (・ ・)え? 12〜3人?えらく小さくないかえ? 更に、座敷作るのかと思えば、 そんなの作ったらバイト入れなきゃならないから 席は全部カウンター(!)にするとかいうし (高級チックをかもし出す立ち食いうどん屋 なんてあまり聞いたことがないぞ・・・) 手打ちがうんちゃら〜と言っていた割には、 粉をこねる機械が中古でうん十万とか 伸ばす機械がうん十万とか金かかっちゃってね〜とか言ってるし 顧客対象は、近所の病院職員や トラック運送屋のおっちゃん狙いとか言ってるし・・・・
なんか、語りと実物がえらく違うような・・・・・ やはり話の内容をどんどん聞いてると、 「いっちゃってる?」の目の方があってるかもなんて思ってきたくらい
ま、所詮現実なんてそんなもんでしょう。
でも、とにかく(雇われではない)店長やるってんだからすごいもんだ。 がんばってくれ〜 そして、しばらくみんなで桜やるから開店の時は呼んでね!ととりあえず応援してみた。
んで、とりあえず「なんでうどん屋なのか?」聞いてみた だって、 そば屋だって、 ラーメン屋だって、 スパゲティー屋だって 麺類したけりゃ色々あるのに、なぜうどんなのか気になるじゃないか。
で、回答はこりゃまたびっくりした内容 かなりあっけに取られました 1.そばは、技術がいる 2.ラーメンは汁作るのに手間がかかる 3.スパゲティーはあまり好きじゃない 4.なにしろ原材料が安い! だそう。 まぁ、そうといえばそうだが、なんか動機が単純というか・・・ でも、「技術」って点は別にそばに限定はされてないと思うが・・・
とりあえず、色々突っ込みを入れたかったけど、 自慢の手打ちうどんを家に帰ってから、いただくことにした。
感想は、 まだまだだね(テニプリリョウマ風)
うどんの太さは素麺からきしめんまでさまざまサイズになってるし っていうか、 一日体験うどん打ちやった人のほうがもっとうまいかも! なんて思える出来さにかなり母と爆笑。 コシも今ひとつ もしかして、かなり不器用ですか?と言ってあげたかったが そんなに親しい人でもないのでそこまでは言えない (自転車で1回だけ一緒に走った程度)
なにはともあれ、もっとがんばって修行して 行列のできるうどん屋になって欲しいと祈るばかりです
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