HITORIGOTO
+ moonshine +




 冷静と情熱のあいだ

「冷静と情熱のあいだ」
昨日、放映されました。
原作がだ〜い好きなワタクシですが、昨年映画が公開されたときのこと。
そもそも原作の映像化という方法に疑問を持っていたので
意地を張って見に行かなかったのです。
見といてもよかったかなと、昨日見終わってから思いました。
あはは。

映像化に反対する最大の理由が、キャストなのです。
本を読んで私なりにイメージした理想像があるわけですよ。
声付きで頭の中に出来あがっちゃうんですね。
それをいざ、映像で見せられると幻滅…ということが多々あるのです。
それはアニメにも言えることでしてこの場合、声のみとなりますが。
でも嫌だ〜〜〜と思ってしまうのですね。
よって最近のオリジナルアニメの減少に伴い、
私のアニメ視聴率もぐ〜んと低下している次第であります。
昔はアニメを先に見て原作を読むというパターンが多かったので
たいして気にしていなかったのだと思います。
つまり、読書量が増えたことを喜ぶべきなのでしょう。
十二国記とか怖くて見れにゃい(;;)

さて、今回の「冷静と情熱のあいだ」ですが。
キャストはねぇ…マーヴ(あおいの恋人)がちょっと。
ワタシ的にアメリカ男と聞いて(読んで)、
アメリカナイズされた人を想像していたので。
朔夜的アメリカナイズ→ウィル・スミス
がっちりとした見るからにアメリカって感じの人をね、想像していたのですよ。
しかし実際見てみると、アジア系だったんですね。
あの人、思い出しました。
ラッシュアワー2でリーたちに敵対していた香港マフィアの親玉さん。
アジア人は同じに見える日本人的発想でしょうか。
あとねぇ、タカシくん
原作ではもっとなんてゆうかあ〜ゆ〜感じではなかった気がしたんだけど。
ユースケさんが演じた所為か、彼の独特の雰囲気が出ていて。
とってもおちゃらけた感じになっていました。
あれはあれで良かったと思うので別に不満だったわけでなく。
ただ単に、イメージと違ったなと。
思い入れの少ない配役に関しては鷹揚なのですι

ストーリーは微妙にでもかなり(どっちやねん)設定が変更されていましたね。
順正があおいに送る手紙の内容が変わっていたのがちょっと不満。
でも映画という形にする際に、過去を語る場面は欠かせなくて、
それに手紙を用いる方法は確かにぴったりくる方法だったと
強引に自己完結させてみました。
それに伴い、ひとつ。
順正とあおいが別れるきっかけとなった出来事の
彼の勘違いというか誤解を彼は彼女に謝罪してないぞ、とね、思うのですよ。
原作では手紙で謝罪するのですが。
映画では全然そのことに触れてないんですね。
ひょんなことから順正がその事実を知ってしまったことを
あおいは知らないまま約束の日を迎えるんだけどさ。
あおいが順正のことをずっと想っていたのはともかく
今の幸せを捨ててまで彼の元に走る理由が弱いのではないかと思うわけですよ。

まぁ、なにはともあれ。
イタリアの風景とかとても綺麗だったのでヨシです。
ラストもなにげに好きなんでヨシなのです。
つまり、この映像化に限っては満点とはいかないまでも
そこそこ良い印象を抱いたわけですね(偉そうに…)

読み返したい衝動に駆られつつも手元にないのでそれも叶わない朔夜なのでした。

2002年11月10日(日)
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