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上の写真の装置、 この装置はどうやら少年心をそそるらしい。 旦那はこの手の装置が大好きで、このような物があれば必ず近寄る。 今回ももちろん近寄っていた。 私は別に興味はなかったので、ベンチに座って海を見ていた。 しかし旦那が気になったのでベンチに座りながらも遠くから様子を見ていると、旦那は装置に顔を近づけ匂いを嗅いでいた。 匂いを嗅いだ後、わぁっ!っと驚き私の元へ急ぎ足で戻ってきた。 そして今のショックを私に語った。 香ばしすぎる…。 何かの排気口だとは分かっていたらしく、 何かなぁ?という好奇心を抑えることができず 匂いを嗅いでみたとのことである。 まさか便所排気だとは…。 2人で船内をあちこちと探検し、お昼も船内で食べた。 旦那は山菜そば、 私は月見うどん。(船内では『たまごうどん』とメニューに書いてあった。) そんなこんなで2時間30分経過し、無事佐渡に到着。 あまりの運搬料の高さにちびりそうになったが、マイカーレガシー君も船に乗せてきた。無事レガシー君も到着。 まずは今日泊まる宿を探さねば。 しかし佐渡は予想以上に広かった。 道にも迷った。 でもなんとか宿を見つけた。 佐和田温泉の「旅館入海」という所に泊まったのだが、とてもいい所だ。 純和風のステキな宿だ。 客室の窓の外は砂浜で、波の音もハッキリ聞こえる。 佐和田温泉は真野湾沿いにあるのだが、この海の向こうに北朝鮮があるのだろう。 波の音を聞きながら複雑な気分になった。 今回佐渡に来たのは、前々から「連休をとって佐渡に行こうね」と計画していたのだ。 しかし、今佐渡の、それもこの宿の近くの町では今大変なことが起きている。 このような時期に佐渡でのんびりしているのがなんだか悪いような気がした。 こんな静かな島で、今目の前に広がっている海で、砂浜で、あんなことが起きたなんて…。やっぱり想像を絶する事件だ。許せない。 静かな海の景色を眺めているとあらためてそう思った。 さて、お楽しみの夕飯。 カニはまるごとで一人分。 さざえやら鯛やら、とにかく食いきれないほどの海のご馳走であった。 もちろん米も飛びあがるほどうまかった。 そして我々は満腹のまま熟睡。 ブタまっしぐら。
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