友とは何か。愛とは何か。

MAD TIGERの
のも ...
〜〜  ヲ タ ク の 魂 1 0 0 ま で  〜〜


2005年02月01日(火) (dvd)

・・・・顔文字みたいだな。(dvd)。にせまぁくんですわ(笑)。
とにかく、その偽まぁくんを借りてきて見たわけです。
前回レンタル屋に酷い辱めをうけた(自業自得とも言う)ので、今回は慎重に。
で、2枚借りてきた。
いきなりだが感想を書きたい。根本的にネタバレ当然で書いていくので、
これから見るのを楽しみにしている人は見ないほうがよい。

【嗤う伊右衛門】
原作 : 京極夏彦
監督 : 蜷川幸雄
出演 : 唐沢寿明/小雪/椎名桔平/香川照之/池内博之/他

っつーことで、念願の伊右衛門様。
役者が好演している。かなりの好演だと思う。
一番良かったのは、やはり小雪かなー。
ヒロイン岩の凛とした格好よさと、内に秘める脆さと強さを感じた。
あと、椎名桔平。エロい。エロ顔。
ただ、自分はどっちかというと消化不良を起こした。
あれだけの複雑な作品を、約2時間に収めようっちゅーのが間違いやなぁ、と。
それでもよくあそこまでまとめたなぁ、と。
全てを2時間で表現できればそりゃ良かったやろうけども、できる範囲で最大限世界を見せてくれたと思う。
すげぇ!と思った場面は、初夜ですわい。初夜。
伊右衛門と岩の初夜。小雪が着物を死守している。
着物を死守というか、絶対肌を露出させないし、伊右衛門もしない。
「もっと脱がせろや!リアリティに欠けるわー!」とか思いながら見た。
肉体よりも精神的な神聖なつながりを表現したかったのかもしれんが、アレは死守しすぎ。
それに対して桔平。やりすぎ。
おっぱいポロリさせすぎ。まんぐりがえしもやめろ(笑)。
そんだけのことやってるという表現があるのに、桔平の演技にやや躊躇いが見られた。
おっぱい鷲づかみとかさー、そんくらいしちゃえばいいのよ。しちゃえば。
山本未来(嫁)も父ちゃんが蜷川監督繋がりなんやから、そんくらい許してくれるわい。
もうポルノ指定でいいじゃないですか。←よくない
っつーか、レンタル屋の「嗤う伊右衛門」があった場所のすぐ上の段に、そういうポルノがあったわい。
本来ならあそこに行くべき作品ですわ(違)。

でまぁいろいろ箇条書きにしていきたい。
●終わりに近づくにつれ、小説の最後を思い出して泣き続けた。
●最後は圧巻!小説を読んで頭に浮かんでいたそのままの風景だった。
●映像化されたら直助の話が端折られて、ムダ死に感が倍増してた。
●伊右衛門、中盤から終盤にかけてはっきりと愛を語りすぎ。
●最後の現在の映像にカブるやつ、必要ですかねあれ。
●ホラーとしては全くの作品。純愛ですわい。

っつーことで、今回の偽まぁくん1枚目「嗤う伊右衛門」は
★★★☆☆(←ほしみっちゅ!byマチャアキ)


【青の炎】
原作 : 貴志祐介
監督・脚本 : 蜷川幸雄
出演 : 二宮和也/秋吉久美子/松浦あや/鈴木杏/中村梅雀/山本寛斎/他

もうね、ニノー!!ニノニノー!!!ですわい。
Cの嵐(だっけ?)の時から、あの頭よさそうな態度に好感を持っていたものの、
いい演技しとる!ニノ!ニノいいよーニノー!
あの彼が歌って踊ってる人だとはね〜。改めて思うとドキドキするね〜。←何が
見ながら、こんなクールでミステリアスないい体の野郎がクラスにおったら、
コリャ顔も見れんなぁ、とかオトメ心で思った。
で、この映画に関しては箇条書き多めでいきたい。

●ニノ最高に格好いい。そんで、切ない。
●あやや・・・・演技ド下手。だけどその棒読みっぷりがむしろミステリアス(笑)。
●秋吉久美子、ブリッコおばさんで好きではなかったが、すごい好演!母親の苦悩とか愛情とかを、すごく良く感じた。
●アンチャン・・・・否、杏ちゃん。原作通りの、「近親相姦に感じることのない愛情の深さ」を好演!!
あーいう家族愛って、近親相姦スレスレになりがちなんだけども、アンチャ・・・否、杏ちゃんは上手にこなしたと思う。
●寛斎すげ――――!!!初め、「誰やったっけこれ・・・」と思い出せずに苦しんだ。
イモくさい演技ながら、あの死にぎわどうよ!!
もう、自分までハッと恐怖を感じてもうた。寛斎すごい。娘を桔平に嫁がせただけのことはある。
●梅雀すげ―――!!!!見た瞬間に「オダ、バガダガラァ(おら、バカダだから)」というセリフが頭を過ぎった。
なんだっけ。確かNHK大河で徳川ナントカの役をやっていた。ちょっと知恵遅れの。
あの印象すごい。ヨダレと鼻水だらだら垂らしながら、うわぁぁ――ん!って泣くんですよ。
あの印象。あの印象で、今回の刑事役。
役者には、本当に凄い人がいたもんだと痛感。怖さ、優しさと厳しさを好演したと思う。
●あややの濡れ場なし。桔平を見習え。←しつこい
●ニノのお部屋だが、もうちょっとこじんまりしていたら良かったと思う。
照明が演出ですよ〜といわんばかり。
●梅雀と久美子がコンビニの上で喋ってる映像の時、手前の自販機でジュース買おうと奮闘している少年って
森山未来?似てたんだけど。それとも山本未来?←しつこい
●美術の先生の絵が凄い。
●っていうか、クラス全員絵が上手すぎ。
●流石にこの原作の世界も、2時間じゃ足りんわなぁと思うしかない。その中で最大限良さを引き出していたと思う。
●ヒキコモリの友だちおるやん。あれが、ニノのバイト先のコンビニまで強請りに来るやん。
あの時・・・・エロ――――――――――ッッッ!!!と思ったのはオラだけですか?
なに?あの手の回し方。左手、腰に回して背後から抱きついてますよ。
そんな必要ないやろ。強請りにきてんのに。ヘタに防犯カメラに映されないほうがいいんやないの?
あとなに?足でゴツンゴツンやって、あれはフェラですか?←コラ
ニノの反抗的な視線が萌えますが。
●で、これを途中まで見て、監督が伊右衛門とおなじ蜷川さんという事に気付いた自分。
ウワー。ヒデー。オダバガダガラァ。


・・・・という、萌え映画でした。違うな。
映像化されただけあって、リアルだった。
でも映像が綺麗すぎて、辛くなる度は低かった。
もうちょっとどうしようもない、薄暗い感じも欲しかったかな。
涙は最後の最後でしか出なかった。
伊右衛門よりも、息を呑む瞬間が多かったからだろうと思う。
ということで、今回の「青の炎」の評価は
★★★★★(←ほし、いちゅちゅ!!byマチャアキ)
いろいろあーしてほしいこーしてほしいと希望はあるけど、そこはニノの良さがフォロー。
自分で青の炎の偽まぁくん(dvd)買いもあるかもなぁ、と思わされた。


にのにのー!!にのにのー!!(dvd)<ダイスーキィーダヨ〜♪(大塚愛)




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