どうにも前日から異様に寒気がして仕方なかったんですが、ふいに体温計ったら37度5分・・・(※平熱は35度6分)
ヤバイ。初期治療が肝心、とばかりに千鳥足で薬局へ。
でも会社近所は大手のがないので、仕方なく小さい薬局へ。
出てきたのは、白衣を着てるものの、足元相当よろけた爺さんが一人。
これがいかにも頼りない。なにせ風邪薬どれがいいか聞いたととたん、客前で一人悩み始めやがる・・・;
おいおい、とふらつきながらツッコミ入れそうになった次の瞬間、
『義母がギックリ腰しちゃった〜〜〜!!』
と、いいつつ入ってきたのは、50前であろう、一人の女性客。
客:「あの、腰痛ベルト下さい!!母が・・・・」
爺い「あったかなあ・・・(ふと考えて)あ、これかの?」
(←それは肩用サポーター)
爺い「これか?」
(←腕足サポーター)
(ここで既に引き気味の客と私)
爺いいきなり思い出し、
「ああ、そうじゃった、あんまり欲しがる客おらんから、置いてへんねんやった。」
(だったら早よそう言え〜〜!!!)
「腰痛ならシップのがええぞ、これにしいやあ」 と、客にいきなり薦め始め、売りつけようとした挙句、 なんと爺い、いきなり自分も腰痛だと症状を語りだし、
「実はわし、坐骨神経痛でな。あんた欲しいのはこれじゃろ〜〜?腰をこうぐるっと巻く・・」
爺い、シャツとズボンに手をかけ、今てめえ自身が巻いてる腰痛ベルトを、私らにナマで見せようと荒業かけてきやがった〜〜!!!!!!(絶叫)
(※心中で、どんだけ私が「ウチにきたら売ったるわオバちゃん!」と忠告したくなったか、皆さん判っていただけますか)
でも仕事上病院以外には売っちゃいけないので、そこはぐっとこらえつつ。
爺いがベルトをむき出しにする直前、割って入り
私:「と、とりあえず!!!病院へ連れていかれる方がいいと思いますよ。具合では腰痛バンドも売ってくれますから!!!」
客「そそそそ、そおねっ」
逃げる客。取り残されたのは私・・(しまった逃げ損ねた)
とりあえず、先に握りしめてた葛根湯だけ買いました。 レジでお金払うときアドバイスする懲りない爺い。
「わシャ〜〜〜、これ一日一本で効きよるから。一日一本じゃ」
瓶のラベルの使用要領
『オトナ一日3回服用してください』
・・・・爺い・・・・・・・・
健康体だったらとび蹴りかますぞ。
アタシはマジにしんどいんだ・・・・
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