初日 最新 目次


だるだる日記
にが・よもぎ

2002年07月16日(火)
素晴らしいね洗濯機;

 戦後売り出した三洋電気の開発した洗濯機をめぐる話をNHKでやってたんですが、思わずウルリ。

 ウチらのオカン世代が小さい頃まだ贅沢品だった洗濯機。部屋の電気が二股ソケットだった時代に、家電製品の先駆者として洗濯機を開発した人たちの苦労話です。一生のうち洗濯板で洗濯する主婦は象1頭分もやっているんだそうです。……まだ男尊女卑の時代、あかぎれが凄くって、腰痛に苦しみながら、洗濯機が欲しくっても『贅沢品』だからってんで旦那に反対されて買ってもらえない主婦たち。そして開発した業者に対して売る店側も『洗濯は女の仕事。洗濯しなかったら女は他に何をするんだ』という女性蔑視というか、ナメとるとしか思えない当時の男性の考え方。洗濯が女性にとって重労働だって毛ほども理解していなかったんだなあと呆れてしまいました。

 それを三洋の社長は『手で洗濯したら1日卵2コ分のエネルギーの浪費、よって250円の無駄、でも洗濯機なら電気代25円で出来ます!』
 
 この台詞で営業マン達をうならせ、更には市場開拓をする為に自転車屋さんに主力製品の自転車の電燈のモーターをたくさん買ってくれたらサービスで洗濯機をあげます!』という物凄い太っ腹な事をして勝負に出て、それが見事に当り、口コミで持ってる人が近所の人に紹介させる事になり、遂には洗濯機を動かすところを見物に(←爆笑;)来ていた主婦が集まってるところに、精鋭営業マンを向かわせ、さっきの口説き文句をいい、当時まだ慎ましかった全国の女性に、旦那に『洗濯機を買って〜!』という勇気を与えたんだって。25円ですむ。なんて凄い殺し文句(笑)

 今じゃ洗濯なんて洗剤入れて干す作業しか洗濯って作業意識無いもんねえ。脱水だって今じゃ自動だし。(当時はローラーで絞ってたんだって;)

 いえ、ちょっとその奮闘記をドラマ仕立てで見て感動しちゃったので。

 ちなみにオカンのいうには洗濯機が家に来たのは中学生の頃だそうで。それまでやっぱ洗濯板で洗ってたそうな。その時代、電車は時間をちょっと待ってくれたらしいし、今は亡きおじいちゃんは豆腐屋さんで、伯父さんが小さい頃チャリで豆腐とアゲを売りに行ってた時代です。;;
 ちゃっかり屋さんの伯父さんはよくお得意さんちで朝御飯御馳走になってから帰ってきたとか、フィリピン米を不味くても我慢して食べてたとか、文句言うものならおじいちゃんの煙管で頭こづかれたとか、まるでサザエさん一家のようなだんらんをしていた時代です。(やっぱ御飯はちゃぶ台で食べてたんだろうなあ〜)

 いえ、なんかノスタルジイ感じて。不便だけど家族は一致団結していて、5人兄弟でわいわいとしていて、って話。その辺りは羨ましかったりします。 ウチは出来の悪い弟1人だったからなあ。綺麗な(←ポイント)お姉ちゃんか妹が欲しかったのです。……無いものねだり?;