無料ホームページ たきの毎日/おきらくごくらく
初日 最新 目次 HOME BBS


たきの毎日/おきらくごくらく
たき
HOME

2003年07月21日(月)
「自分的には」。

昨日の夜から絵を描いてました。さっき画廊にあげたので、よろしければ見てみてください。自分的にはすごくいい絵になったと思ってます。例によって原画のが全然いいけど。(泣)

いつも、描いた絵についてのコメントで「自分的には」って、よく言ってると思うんですけど。絵って、作品として誰かに見てもらった時点で、もう作者の思いからは離れて、それを見た人の思いにゆだねられちゃうワケですよ。例えば、ピカソの絵って、どう思いますか? 私は特になんとも思いません。(爆)確かに巨匠で、技術的にはすごいんだろーが、私の感性には特に響かない。アレを莫大な金額を払って自分のモノにしたい人の気持ちはわかりません。ただ、絵に込められた何かは感じ取れるけど。圧倒される何かがあるのはわかる。そこはすごい、と思う。だから多分、いい絵なんだろう、でも特に好きじゃない、みたいな。(笑)

結局、絵ってそういうあやふやなモンなんですよね。絵に限らず、創作物って全部そうだと思う。いくら自分が精魂込めても、見た人がそういう趣味じゃなかったり、その時のその人の状態によっても感じ方は違うと思うし。作者が強制的に「これはこういう思いを込めたので、こう感じてください。」って言うモンでもないと思う。誰にも…その絵を見た人にしかわからないんです。だから、何が正解かなんて幾通りもあって当然で、故に、絵なんてうまいとかヘタだとか関係なく、描きたい人は描けばいいし、また、「うまいかヘタか」だけでくくれるようなモンではない。そりゃ技術的なうまい・ヘタってのはあるけど、それは「技術的にうまい絵」ってのは多分、ヘタな絵よりはたくさんの人が感動してくれるってくらいの物差しなんじゃないかなあ。 結局は好きかキライかなんだよ。

仕事してても、そう思います。(笑)クライアントに「ここ、緑に変えてください。」って言われて、「あ、それ空をイメージして青にしたんですけどー。」と言うと、「あ、なるほどねー。じゃ、いっか。」などとなるわけですよ。(笑)これができた時、私は「あ、デザイナーらしくなったな、自分…」と思いました。(爆笑) や、もうほんと、デザイナーってそういうハッタリ稼業ですよ…。いかにうまくクライアントを納得させるか。いくら優れたデザインができても、それができないと「職業デザイナー」としてはダメなんですよね。とにかく「自分のデザインはすごいんですよ。」と見せる腕。(笑) まあそれも、セオリーに乗っ取って、ある程度の水準のデザインはできないとダメなんだけど。(^^;) そういう部分は、ちょっとクロダくんの仕事に似ています。(爆) …ごめんなさい。(笑)

だから、「自分的には」なんですよね。私の絵を見た人が「なんて駄作なんだ…」と思えば、その人にとってはそうなんだろうし、「あー、この人の絵、ヘタだけど私は好きだなーv」って思ってくれればラッキー、くらいの。絵の基準なんてそんなモンだと思います。 ピカソとかくらいになると、その好きかキライか以上の部分で判断されてるんだと思うけどね。(^^;)まあ私が描く程度ではそんなモンだと。

私にとって最大のラッキーは、私の描く絵がクロダくんのキライな類の絵ではなかった、ってことなだけです。(笑)私がどんな思いをそこに込めて描いてるかなんて読みとれてなくても、「すごいよ、ありがとう。」ってうれしそうな顔で驚いてもらえるだけで充分です。私、単純だし。(笑)

まあ今回のこの絵、自分的にはとても気に入ってます。すごい今の気持ちちゃんと入ったし。どういう気持ちかは、見ていただいた方が想像して楽しんでください。タイトルの意味と共に。(笑)