会社を出て郵便局に行く途中、小さなギャラリーを見つけた。 ギャラリーでは、陶芸のグループ展がやっていて ウインドウから見える、白い三つ足のタンブラーが気になったので 郵便局で用事を済ませた後、行ってみることにした。
絵を見て楽しむことはしょっちゅうだけど 焼物のよさってのが、自分はちっともわからない。 個人の作品と量販器の差すら判らない。 せいぜい、描いてある柄が可愛いなー、とか思うくらい。 だから、絵画展には行くけど、陶器展に行くのは初めてだった。 だから、陶器に感動するのも、これが初めてかもしれない。
全部で7人の陶芸家の作品が並べてあったのだけど、 もう、目に入ると、ふぅわぁぁ〜ん、と 柔らかくて暖かくて、ほんのり甘いものを感じる器があって 思わず手にとってしまった。白い三つ足、まあるいゴブレット… うーん、たべものに例えるなら、ホットミルク。 持ってるだけで眠ってしまいそう…異様に心惹きつける器には どれも同じ名前のシールがついていた。 …私、このひとの作る器が好きだ!!
入り口にその陶芸家のアピールが書いてある 小さなカードが置いてあったので、持って帰りました。 HPをやってるらしいので、検索して見に行ってきました。 そのひとは、東京のはずれ、川のほとりにふしぎな形のおうちを立てて お嫁さんと2人の娘さんと暮らしていました。 学校の講師に陶芸教室、小学校の特別授業(もちろん陶芸) 陶器の受注生産に陶器店、そして個展。 …もうそりゃ毎日、陶器まみれの生活をしているようです。
あぁーなんて羨ましいんだろう! こんな絵描きに、わたしはなりたい。
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