+ナス日記+

2004年07月11日(日) 紙上に出力するちから

最近よくテレビをつけるようになりました。
しばしばつけっぱなしで絵を描いたり、ご飯を作ったり
するようにも、なりました。
特に見る番組を決めてはいないんだけど
絵の番組は、ついついチャンネル回すのを止めてしまう。

今日はたまたま、日本のある画家の生涯と作品を
紹介するような番組を見た。
名前をすっかり忘れてしまったのだけど、彼は壮年期
今までの価値観、人生をひっくり返されてしまって
今までのオレはなんだったんだーーー!と
非常に苦しんだらしい。死にそうに苦しかったらしい。
ひっくり返りショックで、作品が出せなくなってしまった彼は
長い年数、ずっとスケッチブックに絵を描き続けた。
紙の上に、心の中身をぶちまけ続けた。
彼のことを説明する、おじーさんの話では
ぶちまけて、生き延びていたらしい。
数年後、作品が出せるくらいに復活した彼が出した作品には
キャンパスの上に、彼の中身が、ぶちまけられていた。

名前は忘れちゃったんだが、この人、凄い好きだ。
紙の上に、自分の中身がぶちまけられる人。
見た人が、「コイツぶちまけちゃってるよ!」と判る絵を描く人。
少しでも、こんな人に近づけたらなあ。
指先から、筆先から分身が、紙の上に溢れ出るような。


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