こころのままに
2006年09月09日(土)  おまわりさんにビクビク
昨日の虫捕り。
一通り森の中を探したものの、クワガタ発見に至らず、あきらめて帰ろうと言うと、
「ヤダ! もう一周して探したい!!」
と怒りと悔しさをあらわにして主張。
虫除けスプレーしてるのに顔まで蚊に刺され、もうほんとに帰りたかったし、もう一周したからっているとは到底思えないし、真っ暗になっちゃったら怖いから、
「暗くなったら怖いから、帰ろう」
と言ったんだけど、まったく納得してくれず、ぎゃーぎゃー泣き出す始末。
しかも虫捕り網で叩いてきた。
いつもだったらこの時点で完全にキレてるんだけど、近所の家の人が何事かと外に出てきて見られてる気配がしたから、まずは車に乗せる事に。
とは言ってもそう簡単にあきらめて車に乗ってくれないから、
「こんな薄暗い所で子どもが泣いたり騒いでたりしたら、おまわりさん呼ばれちゃうよ」
と言って車に乗せた。

車に乗せても、捕れなかった悔しさで怒り泣き状態がおさまらないぷー。
それにつられてか、甥っ子も泣き出してしまった。
そんな子ども達に「まずは落ち着いてママの話を聞いて」って言っても、今度はいつおまわりさんが来るのかと、「いいから早く話せ〜!!」と車の窓から外をキョロキョロ見ながらさらにエキサイティング。

それでも私は精一杯落ち着いて、虫捕りについて話した。
虫捕りは、捕れる時と、捕れない時があるものだという事。
沈没船探しや、埋蔵金探しなど、何年も見つからなくても、頑張ってる人もいる事。
それでもぷーは
「最悪だ〜! 今日は最悪の日だ〜!!」
と騒いでるから、これぐらいの事で最悪って言うなと。
捕れなくても、みんなで虫捕りに来た事をママはいい思い出にするよと。

ほんと子どもって自分勝手で、親の気持ちなんてまったく考えてない。
普通あんまり母親が虫捕り連れてってくれないんだからね。

一夜明けて、今日は一日穏やかに過ごせた。
ぷーの方から、昨日の事を謝ってきたりした。
いろいろ考えたけど、夏休み明けで残暑厳しく、連日の運動会の練習なんかもあって、疲れとストレスがたまってるからなのかもしれないね。
去年の今頃は朝の集団登校拒否って形であらわれたもんな。

今日、夜コンビニに行った時の事。
買い物をすませて、車に乗った瞬間、コンビニの駐車場内に2台のバイクのおまわりさんが入ってきた。
ぷーは身をひそめ、
「ママ、早く車走らせて!!」
昨日の事件でおまわりさんが探しに来たのかもと思ったみたいよ。

お風呂から出て、腕に赤いあざみたいなものが出来てるのを気にして
「これなんだろう」
「昨日森で虫に刺されたんじゃない?」
「違うよ、虫じゃないよ」
(はいはい、また取りあえず反抗ですか…)
「じゃあ、悪い子の印をつけられちゃったのかもよ?」
「……そういう事ってほんとにあるんだねぇ…。バチか…。」
いや、多分虫刺されだけどね。
バチが当たったって思うって事は、悪かったって思ってるのね。
なんて思ったのもつかの間、
「ああ、いいこの印か〜。今日はいいこだったから」
なんだそのいきなりのポジティブは。
さっきおまわりさんにビクついてたのはどこいったんだか。
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