こころのままに
2003年07月24日(木)  おもちゃの貸し借り/パパずるい
実家に遊びに行く時に、買ったばかりの仮面ライダーカイザのベルトを持っていきたいという。
「持って行ってもいいけど、Rくんが貸してって言ったらちゃんと貸してあげられるの?」
って聞いたら、
「貸してあげられない・・・」
という。
「Rくんだってそれを見たら遊びたくなるよ。貸してあげられないなら最初から持っていかないよ」
って言ったら、しばらくの間考えて、
「やっぱり貸してあげる」

Rくんはしばらくの間ずっとぷーがそれで遊んでいるのをただ見ていた。
ぷーに「貸して」って言うタイミングを3歳児なりにちゃんと見計らっている。
そしてだいぶ経ってから、Rくんはぷーに貸してほしいと伝えた。
でも家であんなに約束したのに、ぷーはすんなり貸してあげようとしない。
もらったばかりのお気に入りのおもちゃだから気持ちは分かるけど、そろそろ物の貸し借りをしっかり出来るようになってほしい。
最初涙目になっていたんだけど、
「貸してあげようね」
って言ったらちょっと考えて、
「いいよ」
ってRくんにベルトを付けてあげた。
それからはちゃんと優しく使い方を教えてあげたりしていた。

あとから、
「今日はちゃんと貸してあげられてえらかったね。Rくんも喜んでたし、ママもうれしかったよ」
ってちょっと大ゲサに褒めておいた。
そうしたらすごく得意げな顔をしていた。

*     *     *     *     *

遅く帰ってきたパパがご飯を食べてるところを見ると、自分ももう一度食べたくなるぷー。
今日もパパが食べていた鶏の唐揚げを
「少しちょうだい」
とおねだりしていた。
もうぷーは寝る時間だし歯も磨いたあとだしダメだよ、って言っても、どうしても一口食べたいらしい。
結局一口だけパパにもらった。
そのあと、パパに
「納豆食べる?」
って私が聞いて、食べるって言うから冷蔵庫から納豆を出してきた途端、ぷーは隣の部屋に行ってすねちゃった。
「なんでパパにだけ納豆あげるのーー!ずるい・・・」
って本気ですねながら怒ってる。
どうにか「明日食べようね」ってことでなだめて寝かせたけど、普段そんなに納豆が好きなわけでもないのにね。不思議。
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