大谷かず子の日記
DiaryINDEXpastwill


2005年08月30日(火) 国政選挙

衆院選が告示


「刺客」「くノ一」などとワイドショーで話題になっていた、所謂「落下傘候補」
地元への利益誘導や地縁、血縁関係なし。
党のマニフェストを実行するというのが第一義。

完全小選挙区制の英国では普通にこうだと聞く。

落下傘がもっと増えれば、「女性の候補者が増える」「政策論争の本格化」「若返り」「世襲議員の減少」なんて事が期待できるのかな。

でも、完全小選挙区・政策本位の落下傘候補を徹底すると、自然に二大政党に有利になり、少数政党や無党派層など多様な意見が国会に反映されなくなるというジレンマが。
それに、現行の「地域代表」的国会議員は、地方特有のニーズ・有権者のナマの声を吸い上げ中央に届けるシステムでもあります。

財源も含めて地方分権がもっと徹底していれば、国政選挙はそれこそ「国政」のことだけを俎上にのせたマニフェストの戦いになるのでしょうけれど。

国政の転換期となるドラマティックな展開になるのでしょうか。


いずれにしろ、投票率が高くなることだけを祈っています。


大谷かず子