新古今東西お笑い見聞録



見聞録を書かなくなったわけ

2004年01月06日(火)

8ヶ月何も書かずに突然前触れもなしに
M-1の総評だけ書いたのですが
これまでなぜ沈黙していたのかを
書こうと思い今日からその理由を
すべて書こうと思います。

一番の理由は笑いに対するモチベーションがなくなったと言うこと
若手の笑いを元にお笑いを評論してきたのですが
日々笑いの質が低下していっていることに憤りを感じ
批判するばかりならば書いていても楽しくないではないかと
思ったことにはじまりました。

昨年夏に梅田花月へ移ったメンバーを最後に
吉本の若手のレベルはたかが知れており
評論するに値しないメンバーが多く
目にするネタは何の工夫も広がりもない
恋愛ネタばかりと正直嫌気が差してきていました。

立川談志家元はこういいました。
談志の笑いを求める客は談志レベルまで笑いを勉強して
談志についていこうとする。

笑いは消耗品でも大量生産品でもなく
嗜好品だと思います。
すべての人に合わせた笑いを作るのではなく
演者の笑いを追求していけばそれでいいのです。
客に媚を売る必要は少しもないのです。

しかし現状は目先のうけだけを狙い
安易な恋愛ネタが増える始末。
ちょっとコアな話題のネタをすると
ちんぷんかんぷんでどこで笑っていいかわからない。
本来の笑いどころではないところで
なぜか笑いが起きる。

正直この状況に憤りを感じ
これを書くことすら嫌になっていました。

ここで落語の話をよく書いてきていましたが
「古くてリアリティがないから面白くない」や
「古くて面白くない」などもっともらしいことを
言って敬遠している人もいると思います。
これは自分の無知を露呈しているだけだと思ってください。
笑いは嗜好品です。
その時代の風土、経済状態、風俗、習慣などを知ってこそ
面白さがわかるのです。

当然漫才もコントも同じで
その演者の知識と同じ知識を持ってはじめて
その笑いがわかるのです。

正直現在のお笑い番組を見ていても
その知の部分を感じられなくなってきているので
私が書く意義はないと感じていました。

(続く)

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