| 2003年10月14日(火) |
アクセス解析は怖くない |
昨日の日記で、『イルファーラン物語』目次ページのアクセス解析に、どう考えてもリンク元でないサイトが引っかかるということを書いたら、匿名の(?)お客様が、掲示板で理由を教えてくれました。ありがとう! せっかく教えていただいたので、他にも興味のある方が入るかもしれないので、ご紹介です。
教えてもらったのは、このページ↓です。 http://homepage2.nifty.com/scorpio/elderris/column/e02.html 興味のある方はどうぞ。
簡単に説明すると、これは、『リファラー漏れ』という現象で、なんでも、WINDOWS版IE5(5.0、5.01等)のバグなんだそうです。 で、やっぱり、思ったとおり、アクセス解析に引っかかってくるサイトは、うちに来た人が、たまたまうちに来る前に見てた無関係なサイトらしいです。 IEをバージョンアップすれば(私がではなく、サイトを閲覧している人のほうが)、この現象はなくなるらしいです。 なるほど、なるほど。
ところで、アクセス解析の謎と言えば、もう一つあって、『イルファーラン物語』目次ページにアクセス解析をつけているにもかかわらず、たまに、サイトトップページを登録してあるはずの検索サイト等からのアクセスが検出されることも不思議です。 それも、全部じゃなく一部だけらしいというのが、なおさら不思議。
話は変わって、アクセス解析って、利用したこと無い人の中には、何か自分の動向を見張られてるような気がして嫌って人、いませんか? いますよね? 少なくとも、私は、最初のころ、それがなんだかよく分からないので、ちょっと警戒心がありました。
でも、自分が使ってみて分かったんですが、別に、普通に見てる分には、個人の動向までは分からないんですよね。少なくとも私が利用している無料アクセス解析では。
アクセス解析で何がどこまで分かってしまうのかが分からなくてなんとなく警戒している方のために、参考までにちょっとアクセス解析の実態を説明してみます。
うちでつけているアクセス解析( インフォシークアクセス解析)では、何が分かるかと言うと、アクセス数、リンク元(どこのリンクから跳んできたか)、検索できた人がどの検索エンジンから来たか、どんな検索ワードで来たか、閲覧している人の閲覧環境(ドメイン、ブラウザの種類、ディスプレイの解像度等)、それから、訪問回数、初回訪問がどのくらい前かなどのユーザー情報です。
ただし、例えば検索ワードの解析なら、ただ『○○○で来た人が何人、××で来た人が何人』みたいな表が出てくるだけです。 ユーザー情報だって、『何回来た人が何人』という円グラフが出るだけです。
生ログまでつぶさに見れば、リモートホストとリンク元、訪問回数、閲覧環境などがセットで分かりますが、リモートホストで個人の特定は出来ませんし(……ですよね?)、生ログの保存期限は、ここの無料解析の場合は、たしか、一日だけです。
また、どっちみち、私は、生ログは、まず見ません。 というか、つぶさに見たことは一度もありません(^_^;) 生ログってどんなものかな〜と、ちらっと覗いてみたことがあるだけです。 だって、あまりに膨大な上に、非常に見難く、また、分析能力が無い私には、見ても何がなにやらさっぱりわからないんですもん! 他の人も、生ログまで日常的につぶさに見てる人って、普通はあまりいないんじゃ……? よほど何か不審なアクセスが相次いだ時などには、執念で見る人もいるかもしれませんが……。
というわけで、アクセス解析をしているからと言っても、特定の誰かがうちのサイトに何回来たかとか、どこから跳んで来たかなどが分かるわけではありません。 だから、アクセス解析は、別に怖くないですよ。少なくとも、うちのは……。
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