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仕事を進めて行く上では、色々な不確定要素がある。 それらを一つ一つ検証して行くのが正攻法の一つだと思われるが、 時間を効率的に使用して速くに仕事を進めるという観点からは、 各要素のリスクを比較してその中のいくつかについては 検証する必要がないと判断して、 その分の時間をより大事な要素に割く方が有効となる。 ある要素に関して断定できないから断定できるまで検証し続けるというのは ときには必要だがときにあまりにも非効率的過ぎる。 その切り分けこそが、仕事のセンスのはずだ。
僕の大学院の修士論文に関して 「回り道をせずに最短経路で最大の成果を効率的に出した内容」 というコメントをした人がいた。 最短経路というのは、各ポイントにおいて自分の考えで 「これは回り道」「これが最短経路」と判断している。
このやり方を会社でも実行しようと思うと、 上司の思考回路に合うような形でその判断を提示しなければならない。 それに失敗すると回り道と自分では思うことでもしなければらならなくなる。 もちろん自分の判断よりも上司の思考回路の方が優れているケースもあるが、 そうでないと思われるケースではとくにその事態を避けないと、 仕事の進み方が非効率的になり、結果として評価を下げるのは自分になる。
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