「私、彼女に相談されたのに何も言ってあげることができなかったんです。私の言葉が彼女を決断させてしまうのが怖くて…」人は誰かに相談するとき、すでに答えが出ている場合が多い。ただ、かける言葉によっては、その答えをひっくり返すこともある。何もしてあげられない無力さを噛み締めながら、次はそうでない自分になろうとする。その繰り返しだ。何もしないことが答えである場合もある。何かをした気になりたいがためだけに無用の行動をすべきではない。