本日読んだWashington Postの記事。 いやぁ、オは色々な呼ばれ方をしていると思いますが、まさか秋葉がゲットーと呼ばれるとは…どちらかというと一種のメッカと呼ぶ方が多いですよね。 Geek Ghettoことオタクのゲットーですよ… うちらスラム街の住人ですよ。 社会学者もびっくりらしいですよ(因みに吉田さんも社会学専攻でした、よ)
しかも社会に「適応」できないひきこもり人口の増加を助長しているとかペドフィリア疑惑があるといった一連の相当ありがちなコメントも載っているし、インタビューされるオの外見(太っているとかメガネかけているとか)がいちいち書いてあるし。なんか悪意あるよなー。
因みに半分迫害、半分誇りで集団として形成されていった様はニューヨークのチャイナタウンやサンフランシスコのゲイコミュニティと似ているそうな。 (本当か?)
あ、ここで少しばかり萎える英単語講座をば。 Geek(ギーク)はNerdと並ぶ英語圏(アメリカだけ?)におけるオタクをあらわす単語です。 パソコンや理数系科目に強い、ゲームやSF好きなインドア派のイケテナイオニイサン(オネエサン)をこう呼びます。蔑称だったのが肯定的描写として自ら名乗る人が出てきて一定の市民権を得たところがオタクと似ているかも。
あ、もともとGeekとはサーカスの見世物小屋なんかで鶏の頭を食いちぎって血をすする人たちのことを指してました。それが何故パソコンの前でカップ麺すする人たちのことを指すようになったのかは謎です。 関係ないですがキャサリン・ダンのGeek Loveというサーカスの悲劇(喜劇)の小説はオススメです。邦題は「異形の愛」(ペヨトル書房で絶版らしい…つか出版社自体がなくなっているか)。
秋葉がゲットーなら池袋は何なんだろうなぁ、などと考えながら仕事に戻ります。
|