ふすまのおく
細々、ぼそぼそ書いてます。

2021年07月04日(日)

一週間前旅立っていった。


持病があり、癌が急激に進行してしまった。
余命一年と言われてから、たった二か月だった。

伝え忘れたことなどもうない、という内容の歌詞があったが、
私には伝えきれなかったことがたくさん残った。
もっと話がしたかったと最後に話しかけた。

別れには多くの人が駆けつけてくれた。
皆さんびっくりしてしまって、言葉に詰まるようなことも多かった。
田舎だから、ひっそりとやるはずが、多くの人が見送ってくれた。
父が多くの人に慕われていたのだと、色々な人の話を聞いて本当に驚いた。

まだピンとこないが、一人残された母が心配だ。


ただひとつ心底度肝を抜かれたのは、
家族葬で「父の配偶者の弟の嫁の兄」が予定外に通夜に参列し、
食事の用意などもなくみんなで肝を冷やした。
配偶者の弟の嫁の兄、家族葬でなくても普通は通夜には呼ばないと思うが。


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襖 [MAIL]