年の暮れになると、様々な思い出が走馬灯のようにあたしの頭を駆け巡る。
「ひらけ!ポンキッキーズ」と言って友の股を開かせたときに怒った顔。
「飛び出せ!青春」といって開いたエレベーターから友を突き出したときに驚いた あの顔。
「淋しくなったら、いつでもよんでね」といって「えー本当うれしいー」と言った友に「絶対行かないから安心して」と返したときに 「こいつー!」って顔を一瞬にした友の顔。
人間、喜怒哀楽 喜びがあって、怒りがあり、哀しみがあって、楽しさがある。
「淋しくなったら、いつでも呼んでね」 「えー嬉しいー」と喜びがあって 「絶対行かない」って怒りを感じて、そことなく哀しさがあって、ふとするとゲラゲラ笑える。
喜怒哀楽1つ欠けてもいけないもんだ。
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