昔のあたし 私さ、小さい頃から母に「何が起こってもとにかく笑いなさい、愛想がいい子はちょっと人より劣るところがあっても愛想で許されるから」って言われて、
笑ってた
笑って全てが許されるわけじゃないってわかっているけど、 素直にモノを言ったり、嫌いな人とははじめから付き合わないっていうところあるけど、これでも「和」というものを気をつけたりするほうだ 「和」の中に「笑い」があったら違う「輪」ってやつも上手くいくような気がして、でもさ正直笑いたくないときにも笑ってる時もあるんだけど。 それは、苦痛とかじゃなくって必要なことだからいいことだと思う。
初めて付き合った人は、実にぶっきらぼーな人で、 笑っていればいいところでブスっとしてて、万人に好かれるタイプじゃなかった というか、万人に興味がないみたいだった。 周りにいる人は「あのこは、なんでかむかついても許しちゃうんだよね」と言ってて、 人を怒らしても、謝るそぶりはせず、向こうが許すことが多かった。 人に執着せずに、物事を気にしない、悩みがあっても自分で決めるから相談しない
清清しく感じていたけど、今だったらわかる きっと自分に出来ないことを意識せずにやっていくところが とても好きで、反面とても憎く感じていたんだと思う。 人のことを無視して自分がこうだと思ったら、つっきるその姿勢は とても私にはできないことだったし
人を好きになることは、同時に人を憎むことにも近い ってわかった思春期だったのです。
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