29号の日記
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2004年07月18日(日) 新幹線山行(2)

 学生時代の仲間から声がかかり、新幹線で奥羽山脈の焼石山(岩手県)に登ってきました。その2日目です。
 朝5時起床。4人の中で俺が一番寝起きが悪い。でもこれでも俺としてはすごくマシな方。
 公共交通機関がないので、予め昨日のうちに頼んでおいたタクシーで登山口へ。盆地内はほとんど信号もなく、タクシーは水田地帯の良く整備された道を、80キロくらいのスピードで走る。随分走って、ようやく盆地が終わり、山道に差し掛かる。この山道がまたすごい。未舗装の一本道。そんな山道を、時間的には盆地内の平らな道を走っていたのと同じくらいの時間をかけて登山口にたどり着く。市街地の宿から登山口まで合計50分。

 登山口の標高は700メートルか800メートルくらいの筈であるが、すでに、ビロビロに伸びきった水芭蕉が無造作に生えていた。
 登り始めようとすると、霧雨のような雨が降ってきた。覚悟して雨具を取り出す。

 30分程して雪渓に出くわす。(写真参照)雨のせいか、それとも雪渓がずり落ちる際に引きずられて崩れてしまったのか、地盤がえぐれて、木道が谷底に落ちてしまっている。
 えぐれた谷を巻いて先を進む。雨のせいで登山道が沢のようになってしまっていて、まるで沢登りの趣き(写真参照)。最初の頃こそ一生懸命、靴が水につからないように注意して歩いていたが、そのうちびしょびしょになってしまった。



 さらに30分すると、水場「銀明水」に辿りつく。休憩。銀明水は他の登山客にも大人気で、水汲みの行列が出来ていた。勿論俺もその行列に並んだことは言うまでもない。
 今が盛りの高山植物は、足場が悪いのと、ふらつきそうになるほど横風が強いのとで、じっくり眺めている余裕がなく、せっかくなのに惜しい。(写真は白山一華)

 全く視界の利かない焼石岳山頂で、風の来ない、岩場の陰になっているような場所を選んで昼飯。簡単にパンで済ます。誰のセンスが、主食用パンの他に、ご当地菓子パン「ずんだあんマーガリン」があった。以前の「ずんだシェイク」もそうだが、俺と「ずんだ」とはかなり相性が良いらしい。思わず一人で全部食べそうになって、紅一点のS嬢に「あー、一人で食べちゃ駄目ですよ。4人で2本なんだから」と諭されてしまった。

←山頂写真

 その後、ひどい風の中を、今日の山小屋目指して歩く。予定コースタイムより一時間あまり遅れて午後3時、山小屋発見。まるで「大草原の小さな家」。近付いてみるとマジ立派。S嬢の話によると、2年前に再建されたばかりだとか。2階建て。
 しかも、先程のお花畑とは違って、こちらはあまり登山客の歩かないコースらしく、他に宿泊予定者なし。電気もガスもないけど、水は徒歩1分の場所に「金明水」が湧き出ている。ほとんど貸別荘状態だなと思った。


  
 
 


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