29号の日記
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仕事が終わってから、皇居の周りをぐるっと歩いて、靖国神社に行ってみた。 というのは、数日前、同僚が、「あそこの桜綺麗だよ」と言っていたのと、今日の昼休み、別の同僚が、「あそこはいつも右翼とかがいて気味悪い」と言っていたことが原因だ。気味が悪いという発言にはいささかカチンと来た。 そもそもの発端は昨日、地方裁で「小泉首相が参拝するのは憲法違反」という判決が出たというニュース。 30分程で歩いていける程の距離で毎日働いていながら、お粗末ながら今まで境内に入ってみたことがなかったので行ってみた。 さて、境内に近づいてみても、街宣車は一台もなく、逆に道路を隔てた反対側の小さな広場の銅像の前で、ホームレスの方がのんびり寝ている程。
 結果は・・・桜は葉桜。正面の鳥居は巨大で、高校の頃の歴史教科書に写真付で載っていた朝鮮神宮(日韓併合後、京城(現ソウル)に建設されたもの。終戦に伴い破壊され、現在では跡形もない。)のそれを想起させる。 で、山門みたいな門をくぐって肝心の本殿に行こうとしたところ、警備員に制止された。 「何の御用ですか?」 「別に、用事なんてないですよ」(5円玉くらいは賽銭箱に投げ込むつもりだったけど、参拝って程かしこまったものでもないので、こう答えた。) 「午後6時で閉門なんです」 この神社特有の事情があって警備が厳重なのは覚悟していたが、事前にもっと調べておくべきだった。 仕方なく、近くのお土産処に立ち寄って、「気味が悪い」発言をした同僚に、饅頭かなにかを買っていこうと思ったが、これがいいのがなかった。売られていた菓子系の土産は、単なる東京名物と、菊の御紋せんべい。菊の御紋をバリバリと噛み砕くのは、余りにも気が引ける。ということで結局何も買わないまま、神社を後にし、また皇居周りを歩いて帰路についたのであった。
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