BUNの測定日記
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2004年07月30日(金) 「先生今日まだ病棟上がってくる?」

 検査室でオーベンじゃないほうの医長と並んでマルクの細胞をカウントしてたらベルが鳴りました。
 血液内科平日勤務最終日にまだコールされるか?
 何の用だ??

 コールバックしてみると、8階南でした。
 血液内科の病棟です。

 「先生〜今日まだ病棟上がってくる〜?

   「あ、もちろん上がりますけど、なんですか? 」

 「いつ?いつ上がってくる??

   「うーん…1時間以内には上がりますけど、なんですか??

 「30分以内に上がってこぉへん?

   「え?いやいや、用事によってはすぐに上がりますよ、
    ほんまになんなんですか!?


 「え〜、ひみつ

   「( ̄□ ̄; は…。


 なんなんかいなほんまに…。


 医長と一緒に20分後に上がってみました。

 詰め所に看護師さんがいっぱい。
 レジデントの先生もそろってました。

 「あ、先生来た〜

   「なんでしたか??  あっ…!

 「あっ、見つけられた!
 

 シャーカッセンの前にお花が置いてありました。
 
 え?う…うち…?じゃない、か…?
 うち?うち??


 なんか、ほんまに、うち、邪魔してただけで、ほんまになーんにもできなかったのに、

 「せんせーおつかれさまでした〜!
  次の病棟でもがんばってください


 って、なんか、みんなにぱちぱち拍手してもらいながら渡してもらいました。

 いや…明日もまだ来るけど…!

 ちょっと、涙もろいBUNめはじわっときてしまいましたが、病棟では泣けない…!!
 必死でたえながら、なんかうれしすぎて、なんと言っていいのか分からず、っていうか、分からない上に、びっくりうれしすぎてしゃべったら泣きそうでしゃべれなくて、パクパクしてました。


 「ドライフラワーにして一生部屋に飾ります。
 


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