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■ 朝も早よからスペイン坂を
ちんたらちんたらのぼっていくと、目の前にカエラちゃん(の看板)登場〜、ひゃっほう!
っちゅーことで、本日は待ってましたの映画『カスタムメイド10.30』観戦して参りました。なにしろ民生さんてば、広島球場ひとり旅ライブだし「観戦」でピッタリなのですよ。 先週の『スクラップ・ヘブン』とは天と地くらい方向性がちがうので(共通項が加瀬亮ってーのが笑える)同じ渋谷を行く足取りも軽いのさ。以下ネタバレ満載なので、これから観ようって方はご注意。
さて内容はと言いますと、基本が冗談だったってだけあって、ストーリーもあるよなないよな。舞台は奥田民生のライブを間近に控えた広島。家庭的に恵まれない主人公マナモ(木村カエラ)が、「人をちょっぴり幸せにする試験」中の二人の天使見習いによって、自分でも分からない青春のモヤモヤに区切りをつける、といったとこ。 そーなのよ、設定はまるでB級少女マンガみたいなの!鈴木光明的「絶対新人賞はとれない作品」だわねー(笑)。 でも観終わると、10代の心持ちって、こんなふうにつかみ所のないものかもなーと思いました。
ライブとフィクションはちょうど5:5くらいの割合かなあ。なにしろカエラちゃんの演技が素人同然(苦;)なので、それくらいじゃないともたないっしょ。さすがにギター抱えて歌うときはカッコよかったわvv オヨヨと思ったのはカエラの母がカイヤだったことだ!(核爆) まさか名前だけで選ばれたんだろーか? そして憧れの先生役が加勢大周だったのもビックリ。部活の生徒と恋愛中ってーのが某ドラマを彷彿とさせますな。
妹ミナモ(西門えりか)が作る夕飯メニューは、全部タコちゃんウィンナ入り。あんなにまずそうなご飯シーンも珍しいのでは; カエラちゃんてもっと背の高い印象があったんだけど、えりかちゃんと並ぶと意外なほど小さいの。通常の比較対照物が人間じゃないせい?(笑) 最後の民生さんライブはなかなか圧巻でした。「ラーメン食べたい」は思わず一緒に歌っちゃったよ♪
『ベルリン・天使の詩』を観て「けっこうよかった」と涙を流す天使見習いの加瀬くんたちが、なんとかマナモ・ミナモ姉妹をライブ会場に連れていこうと「たみお聴く?たみお。たみおいるよ!」と頑張るシーンはほんとにカワイイんだよ!
そんなこんなでパンフだけではあき足らず、帰りの本屋でフォトブック&mania70's(カエラちゃん×加瀬くん特集)まで買っちゃったのでした。
吹く風が途端に秋を急かす11月だけど、ほんのり幸せな一日です。
2005年11月01日(火)
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