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■ 鋼最終回、夢のあとさき
いまだに原作とアニメを比較した否定的感想があるのに驚きです。だからあ、そんなにイヤなら観なきゃいいでしょお? いつまでも未練をひきずって、結局気に入らないと一刀両断されちゃスタッフもかなわんだろうなあ。この執念深さにはある意味敬意を表したいですが、とりあえず原作とは切り離し、いちアニメ作品として出来の良し悪しを論じるのが筋ってもんでしょう。 ずっとアニメを楽しんできた者として「原作を理解してない」だの「アニメは失敗作」といった意見に、おとな気ないとは思うけどひとこと言わずにいられません。
正直申しまして、個人的にはアニメ化されなかったら原作読む機会もなかったです(現時点でまだ読んでないけど)。そもガンガンという雑誌に縁がないし、あの絵柄で多分パスだったなあと。 アニメありきなので原作の絵も好意的に受け入れてますが、そうでなければ食指が動きません。少年マンガはアニメからの逆アクセスが多いです、ヒカ碁もテニプリもそうでした。
それから感想って、どこか(誰か)の視点に立たないと書きづらいと思います。 エドが大好きなので、基本的に彼中心にしか物語を捉えていません。残りは全員エドの引き立て役でいいの。枝葉の剪定に目を奪われて、幹が枯れちゃったらどうすんのよ。
他人の寂しさや苦しみなんて救えないもん。 好きなもの、大事なものには順番があって当然。 主人公が己の利己主義を貫いてどこが悪いと思う人間です、あたし。
2004年10月04日(月)
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