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■ 食事が面倒くさい;
土台オナカが空かない人間に日々の食事を作らせること自体ムリがある。しかも家族の生活がバラバラだし。夏休みということもあり、食事の支度が最大のストレスになっている。
余程凝ったモノ以外ならレシピがあれば何でも作る。でも面倒くさい。食べたくて燃えて作るということがなく、ただ食事の時間になると義務的に作業するだけだ。小食とか拒食ではなく、食べることに興味が無い。
こういう人間が一人暮らしだったら即身体に変調をきたし病院行きだろうと思う。実家にいた頃は母が食事管理をしてくれたし、学寮時代は賄いさんがいた。結婚後は自分が管理する側になり、仕方なく食事と付き合ってきている。
TVや雑誌で活躍する料理研究家さんは、大体ご本人が食べること大好きらしい。結果食をとりまく空間の演出にも気を配り食器に詳しくなったり、ファブリックを整えたり、家庭菜園に夢中になるなどしてトータル的な家事能力が磨かれるようだ。
そしてあたしはと言えば。 土が嫌いでマンションの上層に住み、手早く掃除ができるよう極力モノを置かず、人間以外の生き物は鬱陶しいから花もペットも存在しない。殺風景の極致だ。 どんな土地にも家にも愛着を感じず、ただひとりいつまでも夢想世界に埋没していたがる。その時間を確保することにだけ熱心で、あとは必要最小限しかしない――完全に家庭人失格である。
2004年08月28日(土)
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