diary of radio pollution
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初泳ぎ。
昨日、暑かったので、もう泳げるなぁ、と頭の片隅で思い、昼過ぎ起床後、支度をして琵琶湖へ車を走らせる。
道を挟んだ両側から覆いかぶさる木々のトンネルの下は、ひんやりとしていて、窓から流れ込んでくる風は、まだ夏になりきれない冷たさを含んでいた。
いつもの湖畔に到着し車を置いて、てくてくと歩く。すると、生い茂った草花が行く手を阻む。それらを掻き分け進むと、今度は、水かさの増した小川に阻まれる。昨年は、雑草もなく、膝下程度の小川もひょい、と飛び越えられたのに、何もかもが様変わりしていた。
仕方なく、迂回してみる。そして、道なき道を進み、湖岸沿いに引き返し、波や砂に足を取られながらも、ようやくお目当ての場所へと辿り着く。
早速、荷を降ろし、すでに着用済みの水着一枚になり、湖へ。流れのないこの辺りは水温も高く適温。ゆっくりと腰の辺りまで水につけて、そこからは後ろへ倒れこむように、一気にドボンと。湖面に浮かびながら、真上の低い位置にある雲を眺めていると、心が満たされてくる。
砂浜に広げたブランケットの上でゴロリと寝転がる。対岸の景色、草の鳴る音、鳥の気配を、ただただ素直に受け入れる。
夕刻前、西の空の雲間から、一瞬、太陽が姿を現す。湖面のさざ波にキラキラ映る陽光。そして、すぐに雲が遮る。
ツバメ達が湖面を低く飛び交う。雨の予感。
下を向いて歩いていると、枯れかけた合歓の花が目に入る。見上げると、大きな木に、たくさんの花。微風が花や葉を揺らして、通り過ぎる。
山間の青田を横目に、家路へと。
tricot
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