diary of radio pollution
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昨晩から降り続いた雨は、一時夏を洗い流し、今朝秋を予感させる。窓から吹き込む風の肌触りは、昨日と違う・・・しかし、明日の予報は、真夏日再び。あぁ、あともう少し夏の相手をしなければ・・・
読書月間の如く読み耽った八月。学生時分ならどの作品で夏休みの読書感想文を書こうか、と悩むはずだが、そのような学園生活は送っておらず。あの頃、見向きもしなかった「本を読む」という行動がここ数年盛んなことに、その点において怠慢だった、としばし追憶しつつも、今そこに少しながらの変化と愉快さを感じる現在。
昨日、プールへ行く車中のラジオでDJが話題にしていた、もう夏休みは今日で終わりですね、という件が、九月一日になって頭に響く。学生のみなさん、読書感想文は書けましたか?と、話は続いていたような。
人から薦められた本・・・深夜、テレビで古い映画が放送されていた。最後まで見届けると、小説からの映画化だと知る。そのタイトルには見覚えがあったので本棚を眺めていると、同名の未読だった文庫を見つける。以前、心安い人から薦められた本だった。
常に古本屋を徘徊し、憶えのある題名や筆者の本が安く売られていると購入する。部屋のあちらこちらに積まれ待っている本の優先順位を無効にし早速読み始める場合、もしくは、山の嵩を新たに上げる場合。
映像は追う活字と共に広がり、役者の声は語り、表情は鮮明に現れる。この度、初めて触れた筆者の世界は、自然に溶け込んだ。その者の力、映像の補助。
薦めてくれた人の人柄、思想等に見事に当てはまる良書。いずれ消え行く旧札の顔に改めて見入る。
tricot
radio pollution
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