diary of radio pollution
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外出予定。だけど大雨。
仕方なく、バスで出かけることにした。乗車時刻からしてきっと家路へと向かうであろう人達の中に紛れる。しかし、それはただ一人で乗っているような気がした。起床してからまだ誰とも会話を交わしていないせいか、人との繋がりを感じない。まるで国外でのある一日。下り際、運転手さんに言った「ありがとう」が今日初めて世界に描いた言葉だった。しかし、大雨はそんな言葉もすぐにかき消し、また一人になった。
大雨は進むことを許さず、下りてすぐの程好い日除けに雨宿りを強いられた。見渡すと他にも数人が屋根の下同じように空を眺めていた。そのとき、その目はある種の最も純粋な姿であろうことに気付き、そしてこう思った。 やはり大雨に言葉は無用なんだと。
tricot
radio pollution
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