diary of radio pollution
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百日紅が見頃だ。
今夏、百日紅があのような美しい花を生み出すことを初めて知った。あまり話題にならないのは、このうなだれる季節に咲くせいだろうか。
冬にあのつるつるとした幹を見てはその独特な名を思い出すが、夏前にもなるとびっしりと生えた緑色の葉に覆われ頭から存在が遠のく。そして、名も知らない通りすがりの一本の樹木になってしまっていた。
折しも水無月から文月にかけて方々を旅し、たくさんの花と出合った。そして、花の数だけたくさんのことを知り、また考えた。
素晴らしい日々が薄らいでいく中、百日紅の花と夏の空が葉月に添えられる。
tricot
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