| 2002年03月03日(日) |
「自殺サークル」を読んで |
いよいよJリーグが開幕しました。しばらくサッカーから遠ざかっているうちに知らない選手ばかりになってました。 ジョンにとっての日本サッカー黄金期は1993年でした。 そう、オフトジャパンが今でもジョンの中ではとても大きな存在なのです。 松永、井原、柱谷、都並、堀池、澤登、森保、ラモス、福田、三浦、中山、・・・。名選手がたくさん。 ドーハの悲劇をテレビで見てしばらく動きが止まって、そしてボロボロ涙がこぼれてきたのをまだ覚えています。 戦術的にも個人の技術的にも今の「ALL JAPAN」が上かもしれません。 ただそれでも、精神論は好きじゃないけど、大和魂を持って熱く闘っていたあの「全日本」を俺は一生忘れないだろうと思います。 あのメンバーが世界と戦う姿を見たかったなぁ。
そんなことを考えると自分が朝も夜もサッカーをやっていた時のことを思い出します。ポジションはスウィーパー。今のサッカースタイルにはないポジションです。もしかしたら知らない人の方が多いかもね。 DFの一番底でGKの手前にいて、こぼれた球を拾って前線にクリアーするのが主な仕事、まさに「掃除機」です。 あまり上手くはなかったけど、ボールを蹴り始めたのが小学校1年生、5年生から本格的に始めて、高校1年の終わりまで。よく続いたなー、と思います。 数少ない自分の武器である指示とロングキックは、大きなコートがないと使えない のでフットサルでは物足りないときもあるのが正直なところですね。 近々、母校のグラウンドを通りかかることになりそう。またあそこでサッカーしたいです。あ、教育実習で行ったらできるかも・・・。
今日はブックオフとよく行く近所の本屋に行きました。 ブックオフでは、またもや岡本真夜のシングルクリップビデオでしばらく悩んだけど結局買わず。あー、こっちにいる間ずっと迷うんだろうなー。 で、本屋では小説を1冊購入しました。ぱっと見て惹かれたんで即ゲット。
山下定「自殺サークル」 新宿駅のホームで起きた50人を越える女子高生の集団自殺を皮切りに、次々と集団自殺が発生。その1人が残したなぞのメッセージ― 「自殺クラブから皆に告ぐ。我々は先発する」 さらに自殺は続き、そして物語はクライマックスを迎える・・・
インターネットや女子高生などの現代文化の象徴ともいえる存在を、集団自殺と結びつけた点は単純に面白かったです。猟奇的という点では「バトル・ロワイヤル」や「アナザヘブン」に近いものがあるかも。 何の理由もなく普通の高校生、主婦、小学生、サラリーマンが次々と当然のように自殺していくシーンが印象的でした。 ただストーリーに無理があるかと。脈絡がなかったり、あまりに現実離れしすぎてたり。登場人物にも難あり。よく言えばオリジナリティーなんだろうけど、どうも空回りしてる気がする。 設定とテーマはとても面白いので、ちょっといじればもっと良くなると思うんだけど。 どうやら映画が今月9日から始まるらしいのでビデオが出たら借りてみようかと思います。ちなみに出演者は以下のとおり。 ・石橋凌・永瀬正敏・さとう珠緒・宝生舞・ROLLY・他… でも正直、期待はずれでしたね。
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