雨のち晴れ...scbellen engel
ドキュメンタリー - 2007年04月23日(月)


職場の休憩中、TVを見た。
ちょうど日曜のこの時間にやる某局のドキュメンタリー番組が始まったとこだった。
なんのきなしにしか見ない職場のTV。
今日は話し相手もいなかったせいか…。
違うなぁ。
題名に釘付けになってしまったのだ。
(と、いうわりには覚えてないんだけど;)

内容は…。
ある男性二人が出てきて、それぞれの生活に密着したものだった。
この男性達に共通すること。
アスペルガー(精神発達障害)というものを抱えて生きているということ。
みためは、お二人ともなんら病を抱えているようには見えません。
一人の人がかかりつけの精神科医も、またアスペルガーを抱えながら
精神科医をしているということでした。
一人の男性は言いました。
「理解してほしい」

この病気は自閉症という場合もあったり
症状がよく似たものでADHD(注意欠陥多動性障害)というものがあります。
精神科系の病というのは、どこかしら似てる症状があって
症状などを調べたりしていくと、誰でもがあてはまる項目が幾つかあります。
ワタシも、自身のことを調べたりしていくこと数年。
専門医では得られなかった、はっきりした病名もいくつか見つけました。
その中でADHDというのは、まさに…でした;
アスペルガーの男性達の言葉を聞いていて、すごく苦しくなりました。
アスペルガーの症状そのものは、ここで書くには難しいので
興味のあるかたは“アスペルガー”と入れて検索をかけていただけば
数々のサイトさんが見つかりますので、調べてみてください。
そして、知ってみてください。

この番組を全て見る時間は無かったんだけど
なんだか訳分からなくなってしまった自分がいたり
心が痛かったりした自分がいて。
改めて、自分の抱えるものの大きさを知ったというか。
うーん。

で。
検索かけてみました。
以前より、サイトも増えていて分かりやすいところが増えていました。
ワタシが見たところ、ココが面白くて分かりやすいかなぁ〜。
長年どうしても拭いきれなかった自分の(何故?何故直らない?直せない?)が
やっと世の中にもいるんだっていうとこまで、たどり着いた感じです。
まぁ〜、これだけじゃないから付き合っていくしかないんでしょうけどね;


男性達は、友達がいない、できなかったと言ってました。
男性が通うサポートの場の人も「症状が理解されていないから就職ができないんです」と。
見える病じゃないだけに、その辛さは伝わらない。
家族が一番に気づき、理解してほしいところが得られない。
家族そのものが崩壊している。
理解してくれようとする人がいなければ、苦しみからは解放すらされない。
解放されないどころか、死を選ぼうとさえする。
人ごとではない言葉が次々出てきましたね。


もっと。
こういう方々を本気で理解してくれようとする人が、増えてほしいな。
今の世の中、その気になればいくらでも調べる方法はあるんですから。

ワタシは…理解とか…うーん。求めないかな。
求めても得られないときのショックのが大きいと思うのと
理解してと訴えることで、興味半分な目で見られるのも嫌だし
負担に思われるのも嫌だから。
なるようにしかならないと思ってしまってますね彡(-ω-;)彡ヒューヒュー
むしろ、ワタシが書くことで これを読んだ人がこういう苦しみを持つ人が
近くにいるかもしれないですよって、お知らせできれば幸いかなぁ〜と思います。
そう。
職場で。家族で。友人で。
ひょっとしたら、苦しんでいる人がいるかもしれませんよって。
そんなとき、あ〜それ聞いたことある!なんて思い出してもらえれば
そこから何かが始まるんじゃないかなって。

PS
この男性達がしていることで、ワタシと共通なことがあって
思わず笑いそうになったこと。
忘れっぽいから、携帯やら、鍵を自分の身にポーチやらストラップで
しっかり繋いでいたこと。同じ!同じ!www









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