雨のち晴れ...scbellen engel
だいぶ冷静に - 2003年11月06日(木)


昨夜、ここを書いてから お風呂に入りまして。
当然の事ながら腕は濡らさぬよう、そして暖まりすぎないよう
さっさと入って出たわけなんですが。
着替え終わって、ふと腕に目をやると包帯に絵の具が滲んでる・・・。
真っ赤な絵の具。

うぉーーーーー(☆_◎;)ヤ・・・ヤバイ・・・!!

そんな簡単に傷が塞がるわけない事は当たり前なんだけど
今回は思いの他、大量の絵の具を流してしまっただけに
包帯に滲むそれを見た時は、ちょっと焦りました。
とりあえず、白が赤にどんどん染まっていくので
包帯とって。脈打って流れ出てました。
どうやっても止まらない。かなぁ〜りやばめと思いながら
40分ほど、へたり込んでました。
どうにか止まりかけ、今だ!・・・って感じで応急処置。
もう。家族が起きてきたらどうしようかと焦りまくり。
そこらじゅうに付いた絵の具の処理をして。
そして今日、仕事前に先生のとこに行きまして。
遅刻しました。はい。
バカです。4分の遅刻。呆れます。

今日、感じた事。
先生に手当していただいてる間・・・
ぽけ〜っと傷口を見ていました。
先生も看護婦さんも相変わらず優しい。
先生にとって私は、ただの「アホ」な患者にすぎません。
でも、なんていうんでしょうか?
先生も お嬢さんがいらっしゃるからか父親のような気持ちで
接してくださるような・・・そんな気がしました。
私も父親というものには縁がありません。
だから逆に私が先生や看護婦さん達の暖かさに甘えているのかも
しれません。これは、それこそ患者の立場で
そして心の病を持つ人でないと分からない感情かもしれない。
今までは(もう、やらない)と思う自分でした。
でも結局、その後も何度か繰り返し。
そんな私が先生や看護婦さんが治療してくれてるのを
ぽけ〜っと見て、受付の奥さんにも「ありがとうございました」って
いつものように言って外にでた時・・・。
「遅刻」「迷惑」「心配させる」「何やってんだ」
こんな気持ちが一気に押し寄せて、その後に思った事が一つ。

       「もう、こんな事やりたくない」

初めてです。
やってはいけない=なんで?=自分の体=自由もない?=苦しみは何処に?
そんなふうな事が、やるたびに堂々巡りしていた私が
「やってはいけない」ではなく「やりたくない」と思ったのは。
これは自分にとって、大きな感情です。
ちっぽけだけど、大きい。
私にとって「変化」です。
だからといって急に何が変わるわけでも、心の病が治るわけでも
ありません。でも・・・。
この「変化」。傷跡を見るたびに思いだせたらいいと思ってます。
傷跡は消えない。
不安定な時にこそ、この傷が私を保つ気がします。

あぁ・・・明日から又、キャンペーン開始です。
しかも長いほうのやつ。
気合い! 気合い!! 体力! 体力!! (¬ε¬)ヤッタルゼ!

PS. 中島美嘉さんNEWアルバム購入。
  私の中では、かなり「良い!!」です。
  切なくもあり、心地よくもあり。音楽・・・やっぱりなくせないね。
  あぁ〜しかし。MD壊れたまんまだから家でしか聴けないのが
  つらっ・・・(T_ T。)





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