雨のち晴れ...scbellen engel
ここはどこ?!and心の根 - 2003年10月31日(金)


本日の私は前日2時間の睡眠で 
とある問題に立ち向かう為、出かけました。
あーゆう専門家に会うのは何年ぶりでしょう。
行った場所は都心の中心部。
以前も こういった専門家に会う為に
一人で もっと敷居の高い場所に数ヶ月通ったんですが、
あの頃のパワーが少しでも残ってた(?)私と今の私は全く別人。
あの頃も、相当辛くて毎回、話が終わると
その場所(今日、行ったとこではないです)の目前にある公園で
一人泣いてから電車に乗り帰宅したものでした。
その頃を思い出し、本日もかなりの緊張が私の中を駆けめぐっていました。
ただ。
以前と違うのは、今日は友人が一緒にいてくれた事。
私の緊張と不安は、確実に友人に伝わっていたと思われ
人混みが駄目な私を気遣い、さりげなく人の波から私を
よけさせて歩いてくれました。
行った場所は普段でも、一年に一度でも行けばいいような場所。
それだけ人が多いとこなのです。
数日前「人混みは大丈夫?」と友人には聞かれてました。
私は自分の為に来てくれるという思いと
たいした事はないという思いでいたので
(今までも、誰かと一緒にとか一人でも人混みには行ってて
なんでもなかった)
「平気だよ」と返事をしていました。
・・・が・・・。
なんだったんでしょうか?
今日は友人に誘導されて正解というくらい、クラクラしてしまいました。
勿論、友人には言えませんでしたが。(ごめん!)
本当に大丈夫だったんですよ。今までは。
人、人、人。
色、色、色。
完全に飲み込まれてました。
(一体、私はどこにいるの!?)・・・自問。
睡眠不足のせいなのか・・・?
それとも又、別の症状が出てしまったのか・・・?
私は一体、何者なのか。

*****************
記憶が無くなる前に記しておこう。この大切な事実を。
私は何も気づいていなかった。
友人がいつか自分を襲う恐怖の根っこを。
表面しかみていなかった。友人が何故そこまで今から怖がっているかを。
その恐怖に直面した時に・・・最愛の人は どうするだろうか。
友人はそれを恐れていたのだ。
私が大切だと思ってきた人が以前、
私がこの世から消えても最後の別れには来ないと宣言した事がある。
友人は、いつ訪れるか分からない爆弾を抱えて生きている。
爆発した時・・・友人はこの世から消えるわけではない。
しかし。友人にとって消える事が無いだけに自らの目で心で
愛する人がどうするかを確認しなければならないのだ。
そう・・・。現在同様、友人を受け入れていてくれるのか
それとも、背中を見なければならないのか。
私は最初の頃、爆発を恐れる友人が自ら消える決心をしている事を
聞いた時 怒りが込み上げた。でも、それは私が友人の根っこまで
土を掘り起こして見ようとしていなかったにすぎなかった。
私も常に爆弾を抱える身。だから、ほんの少しは分かった気でいた。
自分が友人の立場だったら、同じ事を思うと思ってたから。
「気」にすぎなかった。友人の根は深かった。
人一倍、寂しがりな友人が最も愛する人が、どんな行動にでるか。
その思いが友人の根っこだと解った時・・・言葉を失った。






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