雨のち晴れ...scbellen engel
愛情欠乏症 - 2003年07月10日(木)


愛って、なぁ〜に?

どうゆうもの?

私には「愛」という物が解りません。

解らない・・・というのが正しいか
解らなくなった・・・というのが正しいか。

自分にそれが無いから
なんとも表現しがたい。

私を懸命に支えようとしてくれる人がいる事はいるんです。
自分も疲れているのに、愚痴や、悲しみを聞いてくれる。
私は、自分の病のおかげで その人には「ごめんね」と、すぐ言ってしまいます。
少し前、あまりに謝ってばかりいるので「お互い様だ」と叱られもしました。
私は・・・
謝ってしまったり、申し訳なく感じてしまうのは
幼い頃から、そうする事で周りが納得してしまう環境にいた私には
どうする事もできない・・・と話しました。
勿論、その人は怒りを静め「そうじゃないんだよ」と話して聞かせてくれました。
なんとも言えない気持ちに包まれた私は
ただ「うん」としか答えられず涙しか出ませんでした。

今でも、その人はその人なりの考えで、私の傍にいてくれます。
兄のぶんまで懸命に・・・。
感謝しています。

なのに。

何故でしょうか?

この日記を読み、支えてくれる人もいる事
解っているんです。

なのに。

何かが足りない。
何かが欠けている。
私自身に何かが欠けている。


        「みんな、好きだよ」

生前の兄の言葉です。
私は、そんな兄に「そんなの嘘だ!偽善者だ!」と
反論しました。

今、解るかもしれない事は・・・

私こそが偽善者かもしれないという事。

愛に飢えていた兄。
そして私。
似ていたからこそ、解る事があり
なおかつ大人だった兄は私に それを見せようとしなかった。
今なら・・・兄に偽善者なんて言わない。
言えない。
もう・・・遅いけれど。

見えないだけに理解する事ができなかったり
感じる事ができない愛。
難しいですね。

PS.
これを読む方々には「そんなの思い込みだよ」と
言われそうですが、昨日、今日と兄が来ている・・・と
感じざるを得ない出来事が私や身内におきています。
今さっきも私の母にまで、それらしき現象が。
兄の性格からして皆に挨拶して回っている気がしてやみません。





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