Le Ciel

2006年09月26日(火) 高い松と書いて、高松

先日より、父親が食道がんで入院している。

正直、だからといって何か特別に思うこともない。
子供の頃から、「この人はきっと早くに死んでしまうんだろう・・・」と思わせるような生活をしてきていたので、この歳までよく長生きしたではありませんか、孫の顔が見られるまで生きていたなんてよかったですね・・・と言いたいところだが、周りの人たちはそうでもないようなので、黙っている。
まぁ、余命何ヶ月といったレベルでもないみたいだけど。



しかしながら、母親のほうは心配だ。

母は、ひとりで生活するのは少し難しいといった体の状態なので、それまでは父に頼っていたけど、これからしばらくの間はどうしたらよいものかと思案中。
とりあえず、母自身にもがんばってもらい、週に1回ぐらい、私か神戸にいる弟が家に行って用事をすればいいかなと。
緊急のときは、親戚に頼ろうと。

まだ、この生活は始まったばかりなので、どうなっていくかはわからないけど。



 * *


で、とりあえずこの土日に高松のほうへ行ってきたんです。
行くならついでにうどんを食べんといかんやろ。
というわけで、まずは谷川米穀店へと向かったわけです。

谷川は11時開店なので、その頃に着くように行けば、そんなに並ばなくても食べることができるはずでした。
夏休み中にも行ったけど、その時は店の外1mぐらいの列しかなかったし。

で、着いたのが11時7分。

あり得ない行列。

で、列の最後尾には「本日終了」の看板が。

これは一体どういうことなのか?
11時開店だよねえ? そうだよねえ?

・・・これが映画「UDON」効果なのか?


私のなかの谷川米穀店のうどんというのは、小を1杯だけ食べただけでは帰れないという、うどん。
この後何軒かうどん屋を巡るにしても、ここでしっかりと食べずにはいられなくなる、うどん。

だから、それに備えて朝ごはんは軽めにしていたんだようっっ!
 


仕方ないので、とりあえず山越に行ってみようか・・・と、そこからまさに山を越えて山越へ。
山越もだめかもね・・・と弱気になりつつ行ってみたけど、やっぱりだめでした。
終了の看板はなかったけど、軽く1時間以上は待たないと級の行列が。



じゃあ、じゃあ、田村は?と、半分泣きながら行ってみると、列はあるけどこの程度なら並べるという程度だったので、やっと食べることができました。


「UDON」公開前は、こんなに苦労しなかったんだけど、やっぱり「UDON」効果はすごいね。
私はまだ観ていないんだけど、メイキングなどの「UDON」関連番組はいくつか観たかなぁ。
仁さんの讃岐弁が微妙だなとは思いつつも、仁さんが讃岐弁をしゃべっているのがなんだかうれしい。


そのあと、がもうの近くへ行ったのでがもうも寄ってみたけど、やはり終了の看板が。
お土産売り場ができていたのでのぞいてみると、がもうのどんぶりが売られていたので記念に買ってきました。

天気のいい日に庭で、このどんぶりでうどんを食べたらおいしいだろうなぁと思って。






まぁ、そんなわけで、度々高松へは帰らんといかんようになったんです。
しんどいけれど、仕方がない。
その代わり、うどんはいっぱい、食べられるけどな。



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