駐在員の奥様にお招きを受けたので、 CSB先生と一緒にお昼ご飯食べにゆく。 この奥様の手料理は滅法おいしいと評判なのだ。 コージ苑は、病み上がりの身体に栄養補給する気まんまんである。
本当ならお土産は新ワインなんだろうが、 何せ昨日は寝込み、その前はテストだったので、 市場まで出かける元気も時間もなかった。 で、今日は大学のすぐ横にある花屋さんで、 小さい花束を作ってもらう。 ピンクのバラに、黄色のガーベラを合わせて、 周りを葉っぱで囲む。 外国に来るといつも、色の使い方が違うなーと思う。 「確かに合ってるけど、そうか、そう来るか」って感じ。 勉強になるわあ。
出来上がったブーケ持って大学に行くと、 CSB先生は自宅で増えに増えた観葉植物を株分けしてきてた。 植物、重なっちゃったよー。
奥様宅に到着すると、 待ってましたとばかりに羊羹が出てきた。 よよよ羊羹!どこからこんなものが!! しかしCSB先生は甘いものより食前酒がほしかったらしい。 根っから酒飲みだ(笑) まあ、確かに食事の前に甘いものはもったいないかも。
それからは怒涛の和食攻撃で、 銀杏(!)含む突き出しから始まり、 手作りゴマ豆腐(!!)、ナスの田楽、酢の物と続き、 メインは握りずし。しーあーわーせー。
デザートはお手製チーズケーキ。 チーズじゃなかったらもっと良かったなんて、 贅沢いっちゃいけませんコージ苑。
テストの採点があるCSB先生はここで帰ったが、 コージ苑は、かねてからお願いしていた件のため、残る。
お願いというのは、食器を見せてほしいというもの。 今まで一人暮らしが長くて、 しかも途中で海外生活が中途半端にはさまったので、 皿一枚、丼一つ体制がずーっと続いており、 ろくな食器を持っていない。 しかし、夫の仕事の関係上、 外国人のお客様をおもてなしすることも、 これからはちびっとはあるんじゃないの?ってことで、 和食器の知識を多少は身につけておこうかと。
ここんちの奥様は、いっつも和風で決めていらっしゃるので、 銘々盆はじめ、色んな和食器をみせていただく。 一見したところでは分らなかったが、 100均で買ったというものが、案外使いやすかったり。 ある程度は値段じゃないのねー、足なのねー。
しかし財力も体力もないコージ苑はどうしたらよいのだ…
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