出向コージ苑

2004年11月12日(金) 初物でましたよ

ビザ更新のために、
マダム・ぶっひーと連れ立ってお役所へ行った、その帰り。

市場でも流すか(←めちゃめちゃおばさんぽい)ということになり、
ぷらぷらと歩いていたところ、
石造りのテラスがある所に見慣れない屋台が。

出ました。
今年の新ワインです。

白と赤でブースが分れているのがニクイ演出である(そうか?)。
二人を観光客だと思った赤おじさんと白おじさんが、
両方から試飲用のグラスを突き出してきた。
本当はお金払わなくちゃいけないんだけど。ラッキー。

で、コージ苑はそのまま観光客っぷりかまして、
二杯ほどいただいて「ありがとう」したわけだが、
マダム・ぶっひーはむらむらと購入意欲がわいたらしく、
「甘くないワインはないか」と探索開始。
「○○地方のワインが好きなんだけど」
「そっちの赤も試してみていい?これ樽?」

もはや観光客ではないことがバレバレである。
それでも二本買った彼女は良い客というべきであろう。
(…と、後で自分で言っていた)

道行く人たちも足をとめて、
一杯二杯とグラスをかたむけていた。
感覚としてはあれなのかなあ、
日本人が「新米出たよ」って楽しむ感覚。

何にしても、美味しいのは嬉しいのだ。


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コージ苑