麿君に続いて、L国から大使館のお嬢様方がいらっしゃる。 コージ苑と麿で出迎えようと、 折からの土砂降りの中を駅まで歩き、そこからバスで空港へ。 すれ違いを避けるために、少し早めの時間設定で出かけたのだが、 今回に限ってはそれが裏目に出た。
空港に到着後、早速「到着」モニターをチェックした麿が一言。 「コージ苑さん、飛行機遅れてます。」
何故かいきなり2時間遅れ。 ひどい降りだし、今日はアルプスのあたり気温が下がるらしいし、 もしかしてそのせいかもしれないね、なんてのんびり構えていた私達だが、 2時間後、そろそろ時間じゃないの?と、 席を立った麿君、モニターを確認して、また一言。
「コージ苑さん、また遅れてます。」
知らない間にさりげなく遅れるなよ。 いくら饒舌気味になったとはいえ、無口で名を馳せた麿君が相手である。 コージ苑版トリビアの泉も干上がる寸前、 双方げんなりして、ひたすらゲートあるいはモニターを眺めていた。
結局、飛行機が到着したのは、 コージ苑達が空港に着いてから4時間も経った頃だった。 そして飛行機を待っていた二人も、 飛行機で待たされた二人も、 それぞれ疲れきって空港を後にしたのだった。
しかし、4時間遅れだといって、 その航空会社を責める気にはなれないコージ苑である。
だって、某北国のA航空なんか7時間遅れだったもん。 (出迎えの人は、もれなく憔悴しきっていた)
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