出向コージ苑

2003年09月08日(月) ありません

レストランでメニューを検討するひと時。
これぞ人生、と思う至福の一瞬である。

しかし、この幸せが悲しみに変わることがある。

自分の体調や連れとの兼ね合い、お値段カロリー諸々、
考えに考え抜いて注文し、
心静かに「待ち」に入って1分後、
ウエイトレスが戻ってきてこう言うのだ。

「今日、その料理はありません」

ひどい。
期待させておいてこの仕打ち。
女心を弄ぶなんて最低よ。

これが一品だけの話なら、まだ良い。
「エビ焼きそば」は無いけれど、
「肉焼きそば」はあります、という話なら、
そちらを注文し直せば済むのだ。

と思いきや、こう追い打ちをかけられる事もある。
「ごめんなさい、今日は麺類が全部ないの」

仕入れておけよ。
仕入れておけよ。
仕入れておけよ。
焼きそばの麺なんて、数日もつでしょうが。


と、まあこういう目には良く遭うので、
最近ではすっかり慣れっこ。
予め第3候補までは考えておく様になった。

しかし、こちらの経験と予想を上回ったのが、
今日の出来事。

中華料理、皿数を少なくしたので、
全て食べ終わってもまだ余裕がある。
お喋りもはずんでいたことだし、
デザートを頼むことになった。

メニューの一番上、「Fried Milk」というのが気になる。
中国語を見ても、簡体字なのでさっぱり分からない。
悩んだ挙げ句に頼んでみることにした。

コージ苑の注文を聞いて、ウエイトレスさん一言。
「それ、未だかつて注文されたことがないから、
もうなくしちゃったの」

消しとけよ。
消しておけよ。
消しておいてくれよ、それなら。


ことほどさように、こちらのメニューは信用できない。
旅行にいらっしゃったら、ご用心の程を。


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コージ苑